宝塚歌劇団出身で「温泉へ行こう」シリーズなど人気作への出演も多い鮎ゆうきと“大映テレビドラマの申し子”松村雄基の主演で描く純愛物語。1994年作品。ある夏の日、運命的な出会いをするも、互いの名も知らずに別れた浩子と剛。その後再会し、悲劇的な運命の波に翻弄されながらも、お互いの純愛を貫くさまを、いわゆる“大映テレビ”テイストで描く“ドロドロ”な展開のドラマ。ドラマのテーマはまさに“純愛”。まるで愛の深さを試すかのように、過酷な運命が2人に次々と襲い掛かる。鮎と松村のほか、京本政樹らが演じる“昼ドラ”ならではの、ひと癖もふた癖もある登場人物が脇を固め、主人公の純愛ぶりを一層燃え上がらせているのに一役買っている。

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