“Vシネマの帝王”哀川翔が、元・刑事にして、今は地域に密着して住民の安全を守る“駐在”を演じたスペシャルドラマ。哀川が演じるのは、元警視庁捜査一課の刑事で「オニコバ」と恐れられた過去をもつ小林健（たけし）。親身に住民の声を聞く“駐在”のもとには、捜査本部も知らないような情報が集まり、“刑事”の経験を生かして、事件解決に向けて大活躍する。また、哀川の真骨頂であるアクションシーンも大きなみどころ。弾丸の飛び交う中を警棒1本で立ち回る勇姿は見逃せない。

【ストーリー】
東京・世田谷に赴任した警察官・小林健（哀川翔）。彼はかつて「オニコバ（鬼の小林）」と恐れられた警視庁の刑事だったが、今は妻・陽子（羽田美智子）と息子・修平（山崎竜太郎）と一緒に暮らし、“駐在”として地域住民の安全を守っている。
ある夜、健の担当地区で男の刺殺体が発見される。現場は成田郁夫（篠田三郎）邸の近くで、成田家の長男・史也（落合モトキ）の部屋からは現場を見下ろすことが出来そうだ。世田谷中央署の山吹刑事（ベンガル）らは史也から話を聞こうとするが、成田の妻・亜希子（多岐川裕美）に門前払いをされる。その翌日、亜希子が血相を変えて駐在所に駆け込んできた。何年も自室にひきこもっていた史也が姿を消したというのだ。健は捜索の手掛かりを得ようと、史也のパソコンを起動する。するとそこには、三田村彩（水谷妃里）という若い女性と、刺殺された被害者・柴田（清水良太郎）の隠し撮り写真が保存されていた。柴田にしつこく迫られ困っていたという彩。刑事らはアリバイのない彼女に疑いの目を向ける。そんな中…。

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