
向田邦子新春スペシャル「眠る盃」
向田邦子原作、久世光彦演出のスペシャルドラマ第一夜。「眠る盃」は工藤夕貴がヒロインを演じる。ほか森繁久彌らが出演。
詳しく見る工藤夕貴、小林亜星、加藤治子、八千草薫、渡辺えり子、イッセー尾形、森繁久彌 ほか【ナレーション】黒柳徹子
みどころ
向田邦子原作、久世光彦演出のスペシャルドラマ第一夜。向田のエッセーに出てくる多彩なエピソードを基に一軒のオリジナルな家庭を設定。ヒロインと家族たちの足取りを昭和10年代から30年代前半まで約20年間にわたって明るいホームドラマ風に描く。物語の中心となる陽子役は、工藤夕貴(「眠る盃」)、石原真理子(「夜中の薔薇」)、桃井かおり(「冬の家族」)の3人が、向田作品の3作にてリレー形式で務め話題を呼んだ。
【ストーリー】
昭和16年正月、父・完治(小林亜星)、母・里子(加藤治子)、予科練から一時戻ってきた兄・新一らに囲まれて、陽子(工藤夕貴)は「おせち」の席についた。何かと言うと怒り出す完治を気遣いながら一同食事を済ませると、陽子は里子の父・周造(森繁久彌)のところへ料理を届けてほしいと言うのだ。かつてはトビのカシラとしてその名を馳せた周造だが、軍とケンカしてからは仕事の方もパッとしない。いまや弟子の為吉(イッセー尾形)と細々暮らしていた。その周造もかわいい孫がわざわざ来てくれたというので喜ぶ。そして、陽子を引き連れて出入りのお屋敷・中沢家へ年始の挨拶に出向いた。かつてそこには里子の友人・静枝(八千草薫)がいたが、その静枝も軍人の元へ嫁いでもう20年になる。周造は中沢家を訪ねて仰天した。静枝が帰ってきていたのだ。嫁いだ娘が元日から夫を放って実家に戻っているのはおかしいと周造は怪しむが…。
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番組データ
出演 | 工藤夕貴、小林亜星、加藤治子、八千草薫、渡辺えり子、イッセー尾形、森繁久彌 ほか【ナレーション】黒柳徹子 |
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制作年 | 1985年 |
全話数 | 1話 |
制作 | カノックス/TBS |
プロデューサー | 久世光彦、三浦寛二 |
ディレクター・監督 | 久世光彦 |
原作 | 向田邦子 |
脚本 | 柴英三郎 |
放送内容
放送あり
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視聴方法
TBSチャンネルは、CS有料放送です。下記のサービスでご視聴いただけます。