イチローが熱い思いを持つ高校球児のもとに訪れ、数日間野球を指導。
限られた時間の中でいろんなことに取り組んでいる高校生たちと一緒になって野球に向き合う。
2024年 大阪府立・大冠高校
2023年 旭川東高校
2022年 都立新宿高校、富士高校
2021年 国学院久我山高校、千葉明徳高校、高松商業高校
2020年 智弁和歌山高校
この試合は「高校野球女子選抜強化プログラム」の一環で、過去3回実施されている。
初対決となった2021年、イチローは「9番・投手」で先発し、9回147球を投げ完封勝利。
17奪三振で最速135キロをマークした。
2022年も「9番・投手」で先発すると、9回131球を投げ、2安打1失点14奪三振で完投勝利を果たした。この年から松坂大輔も参加。
イチロー率いる野球チーム「イチロー選抜KOBE CHIBEN」の一員として、4番・ショートで先発出場。
4打数3安打1打点の活躍を見せると、試合後には「イチローさんのこの試合にかける情熱、そして女子高生の皆さんの熱量に全力で応えたいと思いました。
来年のためにまたしっかり1年かけて体を作って(試合に)臨みたいと思います」とコメントを残した。
昨年(2023年)も、イチローは「9番、投手」で先発し、5安打9奪三振で完封勝利。なんと球速138キロもマークした。
打撃では3年目で初安打も記録している。「4番、遊撃手」で出場した松坂は、4打数1安打。
そして、4度目の対戦となる本年は、特別ゲストとして、ニューヨーク・ヤンキースなどで活躍し、日米通算507本塁打を誇る松井秀喜の参戦が決定。
松坂大輔、イチローと合わせた「メジャーリーガートリオ」の夢にまで見た豪華な共演が、ついに東京ドームで実現する。
野球の楽しさ・魅力を伝えるため、日本女子野球の未来を担う高校生に、今年もイチローが真剣勝負を通してエールを送る。
東京ドームで3年目を迎える今年、誰も想像しなかったであろうこのメンバーで女子選抜チームに挑みます。
おじさんたちの肉体はきっとボロボロになると思いますが、野球を続ける女子選手たちの目標となるような試合をお見せします。
是非球場にお越しいただき、ライブでお楽しみください。
今年51歳になるイチローさんを祝福するために、私のかつてのホームグランドである東京ドームでイチローさんと松坂君と同じユニフォームを着ます。
女子野球の皆様にもファンの皆様にも特別な一日になるように頑張ります。多くの方に東京ドームにお越し頂ければ嬉しいです。
今回、松井さんが参加されるということに私も驚き興奮しています。
3人が同じユニフォームを着て集まるこの日、多くの方が東京ドームへお越しくださることを願っています。
女子選手たちの熱い想いに応えるプレーを、是非現地でご覧ください。
1974年石川県生まれ。星稜高校時代は1年夏から4度甲子園に出場。3年夏には「5打席連続敬遠」の伝説を残した。
1992年にドラフト1位で巨人に入団。在籍10年で数々のタイトルを獲得し、リーグ優勝4回、日本一3回に貢献。2003年にはニューヨーク・ヤンキースに移籍。
09年にはワールドシリーズでMVPに輝くなど、平成を代表するスラッガーとして活躍し、日米通算507本塁打を記録した。
1980年東京都生まれ。横浜高校時代は3年時に甲子園春夏連覇を達成。
夏の決勝戦ではノーヒットノーランを達成した。1998年にドラフト1位で西武に入団。
1年目は16勝を挙げ、在籍8年で7度二桁勝利を記録。2006年にはボストン・レッドソックスへ移籍し、1年目に15勝、2年目に18勝を挙げた。
過去2年の「イチロー選抜」出場時は遊撃手として活躍した平成の怪物が、ついにマウンドへ上がるか注目が集まる。