2009年の第1回大会は中国深圳、2010 年は日本・霞ヶ関カンツリー倶楽部で開催。
2020年は新型コロナウィルスの感染拡大を受け中止となったが、今年14年ぶりに日本で開催!
舞台は、2018年松山英樹監修のもと全面改修を行った、太平洋クラブ御殿場コース。
この大会はアジア太平洋地域の将来有望なアマチュアゴルファー育成が目的とされ、優勝者は翌年のゴルフのメジャー大会であるマスターズと全英オープンの出場資格が得られる。
また2位の選手には、全英オープン最終予選会の出場資格が付与されるという、アマチュアゴルファーにとってはまさに“夢”のようなトーナメント!!
3年前、アジア人初となるマスターズを制覇した松山英樹が世界へと羽ばたくきっかけとなったのもこの大会。
東京五輪ゴルフ競技の会場にもなった霞が関GCで行われた2010年大会、松山英樹(当時・東北福祉大学1年)が2位に5打差をつける圧勝。
日本勢初の大会王者になると共に、日本のアマチュア選手として初めて夢舞台マスターズへの切符を手に入れた。そして、2011年マスターズ。当時19歳の松山は、世界のトッププロを相手に物怖じすることなく好プレーを連発。
日本人初となるローアマチュアを獲得し、日本のみならず世界にその名を知らしめた。
さらに同年、ディフェンディングチャンピオンとして今大会に臨んだ松山英樹(当時東北福祉大学2年)は、接戦を制し、見事、連覇を達成。2年連続でマスターズ出場を果たした。
この大会での勝利が、マスターズチャンピオン・松山の礎になったと言っても過言ではない。
2018年には、松山の大学の後輩にあたる金谷拓実(当時東北福祉大学2年)と、中島啓太(当時代々木高校3年)が激しい優勝争いを展開。
日本人同士による接戦を制した金谷拓実が、松山英樹以来となる日本人2人目の王者に輝きマスターズ出場を決めた。
3大会前はその金谷に敗れた中島啓太(当時日本体育大学3年)がアマチュア世界ランク1位として出場。
プレーオフを制して日本人3人目の王者に輝いた。
出場予定の日本勢は 10名。
注目は、昨年日本アマチュアゴルフ選手権を制した中野麟太朗(早大)や、
今年の大学ゴルフスーパーリーグで、団体優勝と個人2位という成績を残した、小林 翔音(日大)なども出場。
さらには日本ミッドアマ3連覇中の47歳、豊島豊も若き選手に食らいつく。
日本人選手たちはアジア制覇を成し遂げることができるのか!?
■出場日本人選手
■中野 麟太朗(早大)
■小林 翔音(日大) 2024大学ゴルフ団体優勝 個人2位/2024関東アマ優勝
■福住 修(専修大) 2022日本学生ゴルフ選手権7位
■古瀬 幸一朗(東北福祉大)
■隅内 雅人(日大)
■佐藤 快斗(東北福祉大)
■丸尾 怜央(日章学園高校)
■松井 琳空海(香川西高)
■本 大志(アリゾナ大)
■豊島 豊(47歳) 日本ミッドアマ4連覇中
世界最高の夢舞台・マスターズへの切符をかけた「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」には、
アジア太平洋ゴルフ連盟に加盟する42の国と地域から120人の選手たちが出場予定。
このアジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権の模様を下記の日程で放送いたします。
■歴代チャンピオン
2009年 ハン・チャンウォン(韓国)
2010年 松山英樹(日本)
2011年 松山英樹(日本)
2012年 グアン・ティンラン(中国)
2013年 イ・チャンウ(韓国)
2014年 アントニオ・マーダカ(オーストラリア)
2015年 ジン・チェン(中国)
2016年 カーティス・ラック(オーストラリア)
2017年 リン・ユーシン(中国)
2018年 金谷拓実(日本)
2019年 リン・ユーシン(中国)
2020年 大会中止
2021年 中島啓太(日本)
2022年 ハリソン・クロウ(オーストラリア)
2023年 ジャスパー・スタッブス(オーストラリア)
■実況・解説
解説:中嶋常幸
実況:小笠原亘(TBSアナウンサー)
■放送時間
地上波TBS 2024年10月6日(日)深夜1時28分~
BS-TBS 2024年10月5日(土)午後5時~午後6時/2024年10月6日(日)午後7時~午後8時54分