過去の放送内容

2022年6月29日(水)

新企画!せかくらスマホが世界一周!「人生最後に食べたいものは何ですか?」

アルゼンチン
スタート地点「ウシュアイア」
アルゼンチンの最南端、南極に一番近い人口約7万人の小さな街からスタート!!
★高校3年生のイナオさん(17歳)
<お母さん手作りの『ギソ』>
・「ギソ」とは玉ねぎ、にんじん、じゃがいものなどの野菜と牛肉をトマトソースで煮込む、アルゼンチンのお袋の味とも言える冬の定番料理
・「カラバサ」という南米やヨーロッパでよく食べられるカボチャのような野菜が入っているため、とろみと甘みがある。

★ポップコーン屋さんのフリオさん(71歳)
<友達との思い出が詰まった『アサード』>
・牛肉のサーロインやリブなどを焼いて食べる、牛肉大国アルゼンチン式のBBQ
・味付けは肉の味を生かすため塩のみ
・アルゼンチンでは、週末に家族や友人が集まって「アサード」を食べるのが習慣で、誕生日や記念日など、常に楽しい思い出とともにある料理

アルゼンチンの首都「ブエノス・アイレス」
日系移民が多く、日本食レストランも約70軒もあるアルゼンチン最大の都市
★日本好きのフランさん(31)
<お寿司>
・フランさん行きつけの日本食料理店「Osaka」
・お寿司盛り合わせには新鮮なお刺身もカラフルに盛り付けられている
・海苔巻きは、日本とは違いカニ、サーモン、黒ムツ、アボカドのみでご飯が入っていない。

ウルグアイ
首都「モンテビデオ」
★親孝行の息子を持つ母・クラリッサさん
<オリジナル『クスクスプレート』>
・「クスクス」とは世界最小のパスタとも呼ばれる小麦粉でできた食材
・ウルグアイにはカタランという唐辛子の一種の野菜「カタラン」を塩で味付けしたお米や鶏肉と混ぜるという定番のサラダがあり、そのお米をクスクスに変えたのがクラリッサさん流。
・もう1つはカタランとカレー粉を炒めて作る。ウルグアイではカレー粉を作るのは珍しく、カレーもあまり食べないという。
・シンプルな塩味のカタラン入りのクスクスとカレー粉で炒めたカタランを混ぜたクスクスを半分ずつ盛り合わせ、最後に真ん中に唐揚げを乗せて完成!
★歯科医師になるために勉強中のメラニーさん(23歳)
<ハンバーガーショップ「マヌカド」の『コンプリート・トリプルバーガー』>
・行きつけのハンバーガーショップでトッピング全部乗せを食べたい!
・ウルグアイ産の牛肉のパテが3枚、チーズとベーコンも3倍に増量。トッピングソース全部のせのスペシャルバーガー!
・子どもの頃に「チビート」という牛肉、ハム、チーズに野菜などの具材をたくさん盛り付けるウルグアイ式のサンドイッチをおじいさんとよく作ってくれていたので、このハンバーガーはそのころの「チビート」を思い出す。
★近所を散歩していたディエゴさん(52歳)
『リコッタチーズのラビオリ』
・ディエゴさんの行きつけのイタリアレストラン「ロ・デ・モニカ」のラビオリ
・リコッタチーズを包んだラビオリの上からオレガノを効かせたトマトソースをたっぷりかけた料理
・イタリアからの移民が多いウルグアイではラビオリは広く親しまれている。
・小さい頃、日曜日は必ず家族揃ってラビを食べていたため、裕福な家庭ではなかったけれど、その時間が何よりも幸せで大切な思い出が詰まった料理。
・このレストランのラビオリはお母さんが作ってくれた味に似ている。

世界で「スゴイ家族」をくらべてみた!

ブラジル
【ブラジルで話題のRファミリー!14男・1女の17人大家族!!】
★Rファミリー
夫:イリネウ(45歳)、妻:ジュシクレイジ(41歳)
長男:ロブソン(23歳)、次男:レイナン(22歳)、三男:ラウアン(21歳)、四男:ルベン(20歳)、五男:リバウド(19歳)、六男:ルアン(18歳)、七男:ラモン(17歳)、八男:リンコン(16歳)、九男:リケルメ(13歳)、十男:ラミレス(12歳)、十一男:ライウソン(10歳)、十二男:ラファエル(9歳)、十三男:ロナウド(7歳)、十四男:ロドリゴ(3歳)、長女:ライアニ(2歳)
・長男が生まれた年にあったワールドカップで、ブラジル代表にRから始まる選手が多かったので、Rから始まるサッカー選手から名付けた!
・長男から三男まではすでに独立して家を出ているので、14人で生活。
・長男と三男は精肉店、次男、四男、五男は父の仕事の手伝い、六男から下の子どもたちは学校に通っている。
★Rファミリーここが大変!!
1.寝るときは一緒
・1つのベッドに2〜3人で寝るのは当たり前!
・年齢が上がるにつれ広さが変わっていく
2.シャワーとトイレは1つずつ
・同じ場所に1つずつしかないため、順番待ちで大騒ぎ!
3.洗濯物が大量
・暑くて1日に2〜3回着替えをするので、洗濯物が大量!
・15kgも洗える大きな洗濯機を毎日3回まわす。
・節約のためシャワーとトイレ以外に使う水は、井戸からバケツで組み上げ使用。1回の洗濯でバケツ6杯分を組み上げる。
4.買い物は月2回で大量買い
・子どもたちが大好きな日本の日清が販売している袋麺を常に大量にストック!
・パスタ&マカロニ5kg、米15kg、クスクス(米粒ほどのパスタ)10kg、合計40kgの炭水化物が2週間で無くなっちゃう!
★最大の楽しみは家族で一緒にやるサッカー
・サッカー好きのお父さんが1週間で一番楽しい時間!

世界で「公邸料理人」をくらべてみたら

「公邸料理人」
・世界各国にある日本の大使館や総領事館などで働く、大使や総領事の食事、そしてそのお客様として訪れる現地政府の要人に料理を作る人
・ほとんどの公邸料理人は大使や総領事との直接契約のため、総領事、大使とそのお客様の調理を作るのが専門

メキシコ
名前:柴山賢太郎さん(32歳)
・在レオン総領事公邸で働く公邸料理人
・「国際交流サービス協会」という海外の仕事を紹介する協会を通じて自分が希望する国、条件など記入。公邸料理人希望者として登録したのち、各国の大使や総領事と細かい条件などが合えば、採用、契約となる。(柴山さんの場合)
・早朝の朝食・昼食・夕食の準備から、買い出し、夜遅くの後片付けまで予定がビッシリのため住み込みで働いている。
・1日の間に自由時間もあり、毎週日曜日と祝日はお休み。総領事と相談の上、長期休暇を取ることも可能。

★在レオン総領事公邸 キッチン
・広めの家庭用キッチンくらいだが、業務用の大型冷蔵庫や火力の強そうな6つあるコンロ、多くの来賓客の会食にも対応できるプロ仕様になっている。
・美味しい日本食を作るため、メキシコにない調理器具は日本から取り寄せて使っている。
・メキシコでは水道水を料理に直接は使えないため、水や氷は買って使うのが当たり前。
★買い出し
「エル・レティロ市場」
近郊で採れた新鮮な野菜や果物、お肉はもちろん日用品やおもちゃまで手に入る巨大スーパーのような市場。
・日本料理で使用するような野菜は、同じものがあまりないため、現地で手に入るもので代用
★総領事用の夕食づくり
『メキシコ風冷奴』
・市場で購入したノパール(ウチワサボテン)を日本のオクラの代用品として使用
・サイコロ状にしたノパールを軽く湯がきショウガ、かつお節、ネギの代わりのセボジンという野菜と醤油で混ぜて豆腐の上にのせる
『ヒカマとほうれん草のおひたし』
・ヒカマという甘さのない梨のような食感の野菜の皮をむき、薄くスライス。しいたけからとった出汁でヒカマとほうれん草を1分ほど煮たら氷水で冷やして味をしみ込ませれば完成。
※その他、メインに『鯛の醤油焼き』『みそ汁』『ご飯』
★レオン市役所の方々を招いた会食
・週に1、2度、現地の政財界の要人などを招いて会食を行うため、料理は公邸料理人が日本を体表としてふるまう
『和風海鮮タコス』
・潰したアボカドに米酢を加え混ぜ、梅ドレッシングを足して和風のワカモレに。
・タコスの具材を包むトルティーヤをフライパンで軽く焼く。
・今回はアズールというメキシコの在来種の青いトウモロコシで作ったトルティーヤを使用
・焼いたトルティーヤの上にエビ、たこ、サーモンなどの海鮮のお刺身をのせ、和風に仕上げたワカモレをたっぷりのせる。仕上げに刻み大葉をのせて完成!
・付け合わせに刻んだトマトと玉ねぎ、お好みでわさびを付けて食べてもらう!

タコスの本場メキシコの要人にも好評で会食は大成功した!

ベナン
名前:岡本純さん(38歳)
・在ベナン日本国大使公邸で働く公邸料理人
・高校の調理科を卒業後、公邸料理人を目指し、浅草の洋食レストラン「大宮」で修業。
・21歳で公邸料理人となり、カナダ・バンクーバー、アフリカ・マラウイを経てベナンで3か国目。

★在ベナン日本国大使館公邸 キッチン
・レストランに引けをとらないぐらい立派な厨房という感じ
★買い出し
・ベナンの言語は基本フランス語だが、南部にはフォン語、ヨルバ語といった民族の言葉を話す人も多い為、通訳兼お手伝いとして公邸職員の方と一緒に行く。
・車は公用の買い物と私用の車で使い分ける。
公用車→会食などで使用する食材を買いに行く時に使用
私用車→大使の食事分を買いに行く時は大使の車を借りて買い出し。
『ガンヒ市場』
・多くの食材が立ち並ぶコトヌの中心的市場
・毎朝採れたての食材が集まる
・より良い食材を得るため、お店の人と仲良くなり情報を仕入れている
『地引網漁』
・ベナンでは生魚を食べる習慣があまりないため、市場売っている魚の鮮度があまりよくない。そのため、何度も足を運び、直接漁師さんから、獲れたての魚を購入できるようにしている。
・この日は、アジやイワシといった小ぶりな魚ばかりで市場に出しても売れないため、仲間で分ける中で特別にタダでもらえることに!
★大使用の夕食づくり
『アジ・イワシのフライ』
・市場でもらったアジは丁寧に下処理しフライにする
・ベナンでは日本のようなとんかつソースが手に入らないため1から手作り。ケチャップ、オイスターソース、醤油のほかに、砂糖で煮詰めたマンゴーを入れコクを出す。日本のとんかつソースにもリンゴやプルーンなどの果物が入っているため、より日本風のソースに仕上がる!
『みたらし団子』
・餅粉はベナンでは手に入らないため、キャッサバで代用
・皮をむいたキャッサバを茹で、フードプロセッサーかけると柔らかいお餅のようになる。
・さらに薄力粉、コンスターチ、砂糖を混ぜ一口サイズに丸く形を整え、お湯で2分茹でる
・醤油、砂糖、片栗粉でみたらしのタレをかければ完成
※この他に『ヤムイモのステーキ』『酢豚』『イワシの南蛮漬け』『豚汁』『ご飯』
・今回の食事は、次回の会食で出す一品の試食も兼ねていた!
★アフリカ各国の方々を招いた会食
・ゲストは在ベナンエジプト大使、東京五輪・柔道ベナン代表、在ベナンモロッコ大使、日系建設企業ベナン事務所代表、服飾デザイナー、アートギャラリー経営など各国の偉い人が集結!
・和食を推すのではく、招待されるゲストの母国の味覚を意識しながら、日本の味を感じてもらう!
『うどん』
・うどんが手に入らないため、粉から作った完全手打ちうどん
・ベナン料理できゅうり、オクラを使用したネバっとしたソースがあるため、それをイメージしてつけ汁にアレンジ。
『熟成ティラピアの姿焼き』
・ティラピアとは、川などに生息する淡水魚で、味は鯛に似ていている。ベナンでは誰もが食べたことのあるポピュラーな食材
・魚をしめて、5日間熟成させることにより、味の旨味が上がり、魚の臭みが消える

会食の最後のシェフ紹介は、皆さんに拍手で迎えられ大成功!!

ゲスト
・出川哲朗
・千原ジュニア
・山崎弘也
・ジェシー(SixTONES)
・岸優太(King & Prince)
・モグライダー
・髙橋ひかる

過去の放送内容

このページのトップへ

Copyright© 1995-2024, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.