■脚本:玉井☆豪 ■コンテ:堀之内 元
■演出:太田雅彦 ■作画監督:阿部達也/北尾 勝
真紅の夢の中へ入ってきた水銀燈は、「ローザミスティカを賭けて私と勝負しなさい」と告げる。
挑戦を受ける真紅。夜が明けいつも通りに騒がしい桜田家だが、様子の違う真紅を不安に思う蒼星石。
その夜、みんなが寝静まったあと真紅は一人nのフィールドへ向かう。
■監督みどころコメント
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○人形の想い○
初期のメモから・・・
父(神)の手によって創造された分身、ローザミスティカ(聖母)を持つメイデン
(人形)は媒体(人)を持ち、互いを傷つけ合う。メイデンは9時という早い時間
に眠ってしまう。
夢をみたいからなのだろう。父は十字架に括られてとっくに死んでいるのかもしれないのに。
宗教的な匂いがすると感じてメモを残していました。話に反映されることはあまりありませんでしたが。
○球体間接○
繋ぎ目が見えることは、ここまでずっと控えてきた表現です。
最後の話の手前で見せる方がいいだろうと判断してここまで引っ張りました。
絵としてどのように見えるか、どのように捉えるかは人それぞれでしょうね。
最近はこれを見えないようにしてる人形もあるとか・・・
擬人化は人が持った欲の表れですが、間接が残っていた方が人にとって幸せなような気がします。
ジュンが真紅をやはり人形なのだと思い出したように。
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