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■脚本:花田十輝 ■コンテ:堀之内 元
■演出:高橋丈夫 ■作画監督:玉井公子

水銀燈との戦いのため、nのフィールドへと向かった真紅。
水銀燈は真紅のミーディアムであるジュンに邪魔をされないよう、ジュンを眠らせてしまう。
必死に戦う真紅だが、ジュンは水銀燈の見せている悪夢から、目を背け逃げ出してしまう。
ジュンの指にはめられた指輪が徐々に光をなくしていき・・・



■監督みどころコメント





○理想的な孤立○
ジュンは”広く浅い知識人”なのかもしれない。知識人は大衆に勝つことは出来な い。
大衆の貧欲さ、寛容さに比べて、知識人は不寛容だ。
結局、彼は知識人故に自分好みの自分を作っているように感じる。
自分が作った分身に身を委ねることで快感を得ているのだろう。

○のり○
この子がジュン君を甘えさせてしまってるんです。
優しすぎるが故に彼にとって居心地が良い場所を与えてすぎてるからジュン君がど んどん駄目になっていく。
だから最後はこの子がジュン君の自発性を促す必要があったのです。
自発性がなければ、この物語の中のジュンは存在意義が無い。
きっかけは与えても、最後は自分で行動させることが重要でした。

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