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2009年1月24日(土)よる7時スタート(初回2時間スペシャル)

インタビュー

Vol.01 中丸雄一 (北島大地 役)

『RESCUE〜特別高度救助隊』の脚本をはじめて読んだときの感想を教えてください。

通常のテレビドラマの枠に収まらない、とても規模が大きな作品だと感じました。
また共演者の方々が、すばらしい俳優さんばっかりなので、僕が撮影の足を引っ張らないかどうかも心配になりました。
僕が演じるスーパーレンジャー (SR) という仕事のイメージも、脚本を読んだだけでは正確に掴めなくて、漠然と消防署の中で能力の高い人たちだけが選ばれて編成された部隊なのかなという程度の認識でした。

クランクイン前に行われたレンジャー隊の特訓を、実際に体験してどう思いましたか。

一言で言えば、『予想をはるかに超えていた』 ですね (笑)。
実際のスーパーレンジャー隊員の実力は、半端じゃなかったです。
そんな人たちを育成する訓練ですから、その内容もハード。トレーニング期間は一ヶ月間ほどあって、スケジュールの合間に参加するかたちで行われたんですが、決められたメニューに付いていくだけで必死でした。
一番初めにスーパーレンジャーの方が、お手本を見せてくれるのですが、一つひとつの動きが人間とは思えないぐらいすごい。
もちろん皆さん人間なんですけど (笑)、人体の限界を超えたような肉体を持っているんですよ。
同時にこれだけ強靭な人たちが、いざというとき一般の方々を助けてくれるんだなと、心強く、安心した気持ちにもなりました。
撮影に入る前は、僕にスーパーレンジャー役が務まるか不安もありました。
ですが、とにかくトレーニング期間は決まっていましたので、肉体的な鍛錬は一ヶ月じゃ間に合わなくても、スーパーレンジャーらしい仕草とか、技術を身に付けるコツなど、本物らしく見えるポイントを重点的に教えていただきました。

まだ撮影が始まって間もないですが、すでにいろいろとハードなシーンを撮影したそうですね。今までで、一番印象に残っているシーンを教えてください。

たくさんあるんですけど (笑)、やはり火を使った撮影は印象に残ります。
やっぱり火は怖い。
もちろん、安全に配慮してセッティングされていますし、火の強さもスタッフの方が調節してくれるということも解っているんですけど、炎に囲まれながら演技をするのは、やはり毎回怖いと思いますね。
あと第一話の初めのほうで、子犬を助けに川に入るシーンがあって…。12月の川に入るのは、とにかく寒すぎて、あのシーンのつらさは忘れられないです (笑)。
あのときは、『きっとクランクアップまで、こういうことが何回もあるんだろうな』 と思って、ちょっと心がくじけそうになりました (笑)。
でも、きついシーンをスタント無しで撮っていくことで、逆に 『最後まで頑張れる!』 という自信も生まれてきたと思います。

演じている北島大地という人物について教えてください。

北島大地はとても熱い性格でして、幼い頃にスーパーレンジャー隊員 (山本耕史さん演じる宮崎志郎) に助けてもらったことから、自分もスーパーレンジャーになりたいという強い意志を持っている男です。
それに仲間をとっても大切にする男でもあるんですが、救助を待っている人が目の前にいると、助けたい一心で周りが見えなくなって、がむしゃらに暴走してしまう。それが結果的に仲間の足を引っ張ってしまうこともある…そんな人間ですね。
理性より感情で動いてしまうタイプだと思うんです。
僕自身はどんなときも大声は出さないんですが、大地は熱くなると大声をだすタイプだと思うので、演技中も常に声を張ることに気をつけています。

ドラマのスタートを楽しみにしている視聴者の方へ見所を教えてください。

自分の命を危険にさらしてまで他人を助けることや、自分の限界に挑戦する若者の姿、その若者を厳しくも温かく導く大人たちなど、熱い要素がたくさん詰まったドラマです。
男女関係なく、誰でも 「熱い気持ち」 ってあると思いますし、上を目指して頑張る奴を嫌いな人はいないと思うんですよ。
だから 『RESCUE〜特別高度救助隊』 を観て、自分の中で消えかかっている熱い気持ちに火をつけていただければと。
そして 『週明けからも、仕事を頑張ろう!』 なんて思ってもらえたらいいな。
北島大地という役に関して言えば、とにかくがむしゃらに訓練に取り組む姿を観てほしいです。訓練のシーンは、演技じゃなくリアルで必死になっているので (笑)。
あと何回か入浴シーンもあるんですけど、僕はもちろん他の候補生たちも惜しみなく肉体をさらけ出しているのでそこも見所です (笑)。
みんな撮影中はもちろん、家でも自主練してかなり身体が鍛えられてきているので、僕らの筋肉もぜひチェックしてもらいたいですね (笑)。

(photo)