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2005年05月26日 |
叱る大人の会・発足 |
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5月26日の現場にアタックは、「叱る大人の会」についてお送りしました。
担当は泉貴子です。
最近、公共の場での「目に余る行為」が増えている、ということで、東京都では4月、専門家や大学の教授らが集まり、公共空間の迷惑行為防止について考える検討会の初会合を行いました。 会では、電車の中での化粧、、携帯電話、酔っぱらいなどがあがり、今後、条例化も含めて改善するために検討してゆくそうです。 そんな中、民間からも、ある団体が東京都内に発足しました。 その名も、「叱る大人の会」! 母体は5年前に青少年の育成を目的に作られたNPO法人「ジャイプス」で、 会員は3〜40代を中心に、全国におよそ100人もいるそうです。 代表の小嶋映治さんに発足のキッカケを伺うと、「調査の結果、隣で何していても知らんぷりというのが6割という数字が出た。 そんな世の中おかしいというので、青少年を中心に叱っていこうというのを作った。 1〜2人だと、多勢に無勢なので、4〜5人でまわる。 叱られて初めて大人の目があることを認識させるため」ということでした。 小嶋さんは、元々は江東区のコミュニティーFMの社長という職業をお持ちですが、叱る大人の会の代表でもあり、また自宅近くの小学校のPTA会長でもあります。
仕事に行く前には、あさ、小学生の登校に同行して、交通整理などを行い、夜は月に何度か、4、5人のメンバーと、夜の繁華街をパトロールしています。 未成年の子が、集まって喫煙していたり、道ばたに座り込んだりと、法律や、公共のマナーに反している子を見つけたら、叱って回っているそうです。 町で大人の方にお話を聞いたんですが、やはり自分たちでは注意できないと言うことでした。 その一番の理由が、怖い、逆恨みされそう、という事です。 実際注意するには、なかなか勇気がいるんですよね。 小嶋さんは、空手道場の代表を務める空手家でもあるんですが、そんな小嶋さんでも、やはり若い人に注意をするには、結構勇気がいるそうで、ただ怒鳴りつけるのでは逆恨みをされてしまいのでコミュニケーション作るために声をかけると比較的安全に会話できるということで、叱った後のアフターフォローが大事なんだそうです。 3〜40分かけてじっくりと話すこと。そこからコミュニケーション取ることが大事。 そうすると腹を割って話してくれるそうです。 小嶋さんが言うには、大人と話すことに慣れていないので、話せる相手だと分かれば、結構素直に聞いてくれるそうなんです。 町でお話を伺うと、結構自分の子供を叱れない親って、いらっしゃいました。親の方も、しかりなれていないようです。 一方、高校生くらいの子供にきくと、確かに、家では叱られないそうですが、叱られたら叱られたで、うるさいと思いながらも、ああ、見捨てられていないと、結構感謝しているようなんです。 意外と、しっかり叱れば、ちゃんとわかってくれるようですね。 しかし、こういう叱る会を作らないとうまく叱れないというのも、なんだか寂しい話ではないでしょうか?
担当 泉貴子
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