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2005年03月22日 |
ゲストハウスが急増中! |
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3月22日の現場にアタックは、「ゲストハウス」という、新しい住宅のカタチが注目を集めているという話題をお送りしました。
担当は泉貴子です。
ゲストハウスとは、元々大学などで泊まりに来た人を泊める施設のことでしたが、それが海外で旅をするバックパッカー向けの安い宿のことを指すようになり、最近日本で普及し始めました。 建物はアパートのような住宅なんですが、敷金、礼金、保証人は無し。 お風呂場やキッチン、リビングなどは共同、冷蔵庫やエアコンなどが備え付けで、一ヶ月の家賃がだいたい5万円前後という住居なんです。 このゲストハウス、今、人気も数も急速に増えているそうなんです。 現在、首都圏でゲストハウスを運営する会社は10以上あり、そのうち500以上の部屋数を持つのは4社あります。
その中の1つ、4年前にゲストハウスの運営を始めたインターワオの宗像二郎社長にお話を伺いました。 宗像さんによると、増えたのはここ数年で、インターワオだけでも4年で1カ所から24カ所、部屋数だと去年300だったが今年で600になったそうです。 また、元々は外国人ハウスと呼ばれていた物で今では外国人3割日本人7割になり、最近本当に多いのは日本人で、地方から出てきて東京で仕事探す人とか、その中でも職場が変わりやすい人材派遣会社で働く人が多いそうです。
ゲストハウスは家賃も安く、入りやすく、出てゆくことも簡単なため、人気のようです。 また、敷金礼金などが不要というのは、どうしてか宗像さんに伺うと、今、企業が福利厚生を不景気のためカットしていて、そのために大量の寮などの施設が市場に出回り、その寮を一括で借り上げて、借り上げた物を転貸する。 こんどは我々が大家になるので敷金礼金とかはウチのさじ加減でできる。
もともと寮は共同スペースとして台所やお風呂場があり、部屋もたくさんあるので、まさにゲストハウスにうってつけだそうです。 そんな寮を安く借り上げ、敷金礼金など無しでゲストハウスとして貸しているため、物件が出るほどゲストハウスが増えるということでした。
では、共同スペースのある住宅は、実際、住んでみてどうなのでしょうか? 神奈川県の青葉区、藤が丘にあるゲストハウスの「ファーストハウス」におじゃましました。 こちらには、だいたい30歳前後の男女の社会人が30人ほど住んでいて、中には外国の方もいらっしゃいました。
食事の後、住んでいる方々が和気藹々とバトミントンを楽しんでいらっしゃって、本当に皆さん、仲が良さそうでした。
住んでいる方は、「風邪を引いていたら、周りが心配していろんな物を持ってきてくれた。一人暮らしではあり得ない。すごいフレンドリーで良いところです。」 「新入りが来たらとにかく話しかけて仲間に入れる。じゃないとお互いつまらない」という意見が出て、何だか学生時代のが宿みたいな楽しさがありました。
でも、どこに行っても人がいるというのも考え物だと思ったんですが、そこら辺のプライベートはちゃんと確保されていて、出たくなければ部屋にいればいいので、適度な距離感は保たれるようです。 このゲストハウス、もっと広がって、新しい住居の考え方の一つとなれば、面白いのに、と感じました。
担当 泉貴子
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