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2005年02月22日 |
今変わる・働くカタチ〜ニート編 |
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22日の現場にアタックは、「今変わる・働くカタチ」をテーマに、ニートについてお送りしました。
担当は泉貴子です。
今話題のニートとは、Not in Employment, Education or Trainingの頭文字をとった言葉で、 「職に就いてなく、学校機関に所属もしていなく、そして就労に向けた具体的な動きをしていない」若者のことを指します。 このニート、最近欧米諸国でも社会問題になっていて、日本でも2004年版の労働経済白書でニートに相当する人の数が52万人に達しているという集計が出ました。 そのニートには、大きく分けると、働く気のないタイプと、働きたくても働けないというタイプに分けられます。 秋葉原で働く気のないタイプのニートに、どうして働かないか、これからどうするのか聞くことができました。 すると、『前に踏み出せないという気持はあったが、何にもやる気がなかったからニートになった。 とにかく楽、親も何か言うが、ウザイなぁと思う。』ということでした。 漠然とした不安はあるそうですが、やはり楽な生活に浸ってしまっているようです。 実際、こういうニートの親はどう思っているのでしょうか? 町で子供がニートである、という方がいたので聞いてみました。 すると、『心配だが、もうしょうがない。 いつか自立してくれる。 学費よりは家で養うほうが安いので、かえって助かる』とおっしゃいます。 なかなかうまくいかないようですね。 働きたくても働けないと深刻に悩むニートの社会復帰をサポートをする浦安市の、NPO法人ニュースタート事務局には、そういった若者が集まります。 去年の10月にこちらにやってきた30代のニート、高橋さんにお話を伺うと、以前就職したことがあるが、そこでかなり辛い目にあったそうで、人と接するのが極度に苦手になってしまったということです。 このニュースタート事務局では、こういったニートが立ち直るため、どういうサポートをしているでしょうか?
自身もニートで、こちらで立ち直り、ここで働くようになったという堀内耕介さんに伺いました。 堀内さんは、「ここは来た人の自主性に任せるっていうのがあって、やりたい仕事をいくつかレストランや喫茶店やデイサービスなど、それからピックアップしてやる。 ニートは、考えすぎて動けなくなっている状況が多いと思うので、とりあえず動こうよって。 動いていたらその中から自分の感じる物が見つかる。 やりたくないものも出てくるかもしれない。 それでも、止まって考えるのが良くない。 それで頭でっかちになって、何もしないうちからこれはダメ、俺には無理とかとりあえず何でも体験することを勧める。 親御さんは、他人の手を借りるべき。 親のいうこと聞き難いんですよ。当たってるだけに。 他人の手を借りれないなら、とことん話し合いましょう。 先延ばししても良いこと無いので。」とおっしゃいます。 堀内さんは、こういった体験を通して立ち直り、今ではご自身の経験から、いろいろな悩みの相談に乗ることが出来るようになったとおっしゃいます。 高橋さんも堀内さんも、色々な体験を積極的にして、ずいぶん変わったそうです。 周りは待つばかりではなく、積極的に対応してあげた方がいいようです。
NPO法人ニュースタート事務局 047-307-3676
担当 泉貴子
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