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2004年09月21日 |
板橋と世田谷の交差点にアタック |
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今週は、9月10日に環境省から発表された、2003年度の大気汚染状況調査で、 二酸化窒素、つまり排気ガスの濃度が4年連続ワーストワンだった板橋区の大和町交差点が、 今回はワースト4位になったというお話です。
担当は泉貴子です。
この板橋区の大和町交差点は、中山道と環状7号、首都高池袋線が三重に立体交差していて、さらに周辺にビルが立ち並んでいるため排気ガスがこもりやすい構造で、 さらに1日の交通量が24万台と、非常に多くの車が通っているので、空気の悪さは、有名でした。 そんなところのワースト4位、実は、そこに至るまで結構大変だったそうです。 板橋区環境保全課の遠藤正昭さんによると、平成6年から道路管理者である国や、都、高速道路に働きかけてやっと環境基準値が4番目になったそうで、今新たに昔の第一勧銀のビルを取り壊し、風の通り道をつくり、今度はそこを公園にするという計画をおこなっていて、10億円かかったそうです。 遠藤さんは、まだまだ喜べるレベルではないが、とりあえず良くなったことを維持できれば、とお話になっていました。 しかし、実際に行ってみるとまだまだ空気は悪く、通る方々もまだまだ、という様子でした。
しかし今度は、この大和町交差点が4位になったおかげで、今度は世田谷区の上馬交差点がワースト1位になってしまいました。 上馬交差点は、環七と246、そしてフタをするように首都高3号線が通っています。 やはりこちらも、悪い空気がこもるような作りなんですね。 世田谷区の環境課長、堀川雄人さんは、もともと悪い数字が出ていたので、ワースト1位になったところで特には驚きません、みんなで環境を考えた車の使用をしましょう、とおっしゃっていました。
実際に上馬交差点に行ってみると、たしかに空気は悪かったんですが、皆さん平気で立話をしていたり、お話を伺うと、もう慣れたから平気、という方がほとんどでした。 取材しているとき、どちらも30分もしたら、のどや目が痛くなってしまいました。 馴染んでしまったといっても、体に良くないことは確かなので、なんとか改善して欲しいですね。
リポーター 泉貴子
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