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2004年06月21日 |
次世代のものアレコレ〜次世代楽器『一五一会』 |
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次世代のものアレコレ、今回は次世代楽器としてすでに大人気の『一五一会』に注目しました。
「一五一会」は、沖縄出身のミュージシャン「ビギン」が考案し、手作り高級ギターで知られる岐阜県の「ヤイリギター」が製作した楽器
。見た目はギターのような感じで、弦が…4本。どこがどう次世代なのか、この楽器を考案したビギンの「比嘉栄昇(ひが・えいしょう)さんに伺ったところ…
「ギターと三線をチャンプルした楽器。4本の弦を人さし指と親指でペタッと押さえるだけでコードが弾ける、弾き語りでは世界で一番簡単な楽器です」
左手の人さし指1本でコードが押さえられる!実際、楽器初体験の私でも、簡単に「涙そうそう」の弾き語りができました!
ちなみに、なんで指一本で押さえるだけでいいのかというと、4本の弦が「1の音」(=ド)と「5の音」(=ソ)という、和音の相性のいい音だけで出来ているから。それで名前も「一五一会」。沖縄出身のビギンらしく、沖縄の楽器・三線の原理から発展させて作ったそうです。
とにかくこの簡単さが受けて、大ヒット。特に女性には大人気で、「つめを伸ばしていてもコードが弾ける」ところが好評とか。
ただ、「売れすぎて困る」という嬉しい悲鳴も。製造元の「ヤイリギター」は、全てが「手作り」。1日20本が限界ということ。ところが伺ってみると、現在は普及版の「一五一会・音来」の大量生産を始めているという話。一体どうやって!?
それを可能にしたのは、なんと「木箱メーカー」との提携!全く異業種ながら、そこには楽器作りに耐えるような、腕のいい「木工職人」がいたのでした。
大人気の「一五一会」ですが、考案者、「ビギン」の比嘉さんは、この楽器のこれからについて、こんな希望を話してくださいました。
「はやく「ビギンが作った」という冠が取れてほしい。身近な「和楽器」として定着して、音楽も身近になってくれれば…」
この「一五一会」ですが、すでに多くのミュージシャンが演奏に取り入れています。比嘉さんが願うように「和楽器」として定着して、これまで楽器が苦手だった人も、気軽に音楽が楽しめるようになる日も近いかもしれませんね。
<<レポーター:徳武樹里>> |
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