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2004年02月24日 |
10年ぶりに都内に銭湯がオープン |
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2月24日の現場にアタックは、10年ぶりに都内に銭湯がオープンしたというお話です。
担当は泉貴子です。
経営難で銭湯が次々に消えていく昨今、千代田区の神田淡路町に、2月、銭湯「神田アクアハウス江戸遊」が新しくオープンしました。 どうして銭湯にとって逆境の時期にオープンしたのか支配人の平井絢子さんに伺ってみたところ、 実は神田の地元の人たちが、地域のコミュニティーの場として銭湯を作って欲しいと千代田区に陳情したことがきっかけだったそうです。 それを受けて、千代田区が、13階建ての高齢者住宅を建て、その1階から4階までを民間の江戸遊に貸し、運営を任せたそうです。 地元の期待に応えるため、区と民間が手を組んで10年ぶりに都内に銭湯をオープンしました。
そうしてできた銭湯は、ヒノキ風呂、ジャグジー、カルシウム風呂がついている、地元の方々の想像を超える銭湯が出来上がりました。 はたして採算はとれるのかと平井さんに伺ったところ、入浴料は普通の銭湯と一緒で400円。 そこに2百円のサウナ代や、2〜3千円のマッサージ代、千円ほどの食事代など、
色々なオプションをつけてもらうことで、他のスーパー銭湯や温泉施設より遥かに安い値段で利用してもらうことができ、そして儲けも出すことができるということです。
一方、区にとってこの銭湯はどういうものか訪ねたところ、 千代田区の福祉総務課長の藤牧功太郎さんは、 収入あげるために作ったというよりは、 地元のコミュニティーのために作ったので、地元の方々が喜んで使ってくれることが一番であるとおっしゃいました。 来ているお客さんは、銭湯のオープンを待っていましたとばかりに喜んでいらっしゃいます。 やはり、裸と裸のつきあいで近所の方とふれあうことのできる銭湯は、なくなって欲しくないそうです。 銭湯の数は減っていますが、銭湯が必要だと思っている人は減っている訳ではないんですね。
リポーター 泉貴子
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