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2004年01月15日 |
長野だけじゃない!
〜茨城にも県名変更を訴え続ける人がいた〜 |
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1月15日、木曜日の「現場にアタック」は茨城県の話題をお伝えしました。
長野県の田中康夫知事が「県名を信州に」と発表し、地元長野県民の様子を先週お伝えしました。
実は、長野だけではなく、茨城県にも「茨城」の県名を変えようと訴えている人がいます。
土浦市に住む、医師・佐賀純一さん。
佐賀さんは、田中知事と同じく著名な作家で、「浅草博徒一代記」の作者です。
この「浅草博徒一代記」を巡っては、あのボブ・ディランが無断借用したのでは、という騒動がありましたが、その著者である佐賀さんが茨城県の県名変更を訴えているのです。
佐賀さん曰く、「茨城」の名前は常陸風土記が由来となっていて、そこには、次のようなことが書かれています。
「国巣(くず)と呼ばれる土着民を退治するため、中央から派遣された黒坂命(くろさかのみこと)が茨棘(うばら)をしかけて彼らを滅ぼした。 また外敵から身を守るために黒坂命は茨で城を築いた。」
佐賀さんは、この戦争の道具として使われた茨を名前にするのはおかしい、言霊信仰からすると、国巣の怨念を背負っていることになる、とおっしゃっています。
この「茨城」という県名、県民性にもある種の影響を与えている、と佐賀さんは分析されていて、実際、県民の方に自分達の性格を分析して頂いたところ、 「保守的で外からの人に厳しい。短気である。」 などの答えが返ってきました。
このような理由から、この際県名を変えた方が良い、というのが佐賀さんの主張で、講演などの場で県民に25年に渡って訴え続けています。
その代わりとして、佐賀さんは個人的な候補として「常陸」「つくば」などを提案しています。
しかし、肝心の県民の皆さんの反応ですが、残念ながらあまり手応えがないようです・・・・・・。
あの阪神タイガースの井川投手は、茨城県出身。
先日、県から特別功労賞を送られ、同時に「いばらき大使」にも任命されました。
その受賞コメントとして「関東なのに南東北と言われたり、いばら「ぎ」と言う人もいる。 いつも直しているんですが・・・。」と、周囲の茨城への関心の薄さについて、寂しい気持ちでいるようです。
実際、「茨城」という県名を変えるかどうかは別にしても、一考する価値はありそうですね。
佐賀さんには、今後も頑張って頂きたいものです。
レポーター泉貴子
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