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| 2003年11月10日 |
岸井成格さんが斬る衆議院総選挙
〜キーワード別にみる今回の選挙戦〜 |
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11月10日、月曜日の「現場にアタック」は毎日新聞の岸井成格さんにスタジオに入って頂き、衆議院総選挙を振り返って頂きました。
このコーナーでは注目選挙区を2つのキーワードで見ていきました。
一つ目のキーワードは「復活」。
新潟5区では、無所属で立候補した田中真紀子さんが、秘書給与流用問題で議員辞職して以来、1年3ヶ月ぶりに政界復帰を果たしました。
また、元事務所代表の脱税事件などの責任をとって議員辞職した加藤紘一さんは山形3区から無所属で、1年7ヶ月ぶりに返り咲いています。
そして、前回自身の離婚・再婚問題などで女性支持者らの反発を招き落選した栃木1区の自民党・船田元さんは3年4ヶ月ぶりの当選です。
そして今回の選挙、もう一つのキーワードは「２世議員の明暗」です。
世襲批判をはねのけたのは、宮崎2区の江藤拓さん。
自民党の江藤・亀井派元会長である江藤隆美氏の長男です。
そして、もう一人、群馬5区の自民党・小渕優子さんも、前回の「弔い合戦」に続く当選です。
逆にブランド力を発揮出来なかったのが、石原東京都知事の3男、東京3区の石原宏高さん。
そして、岡山1区の菅源太郎さんも、民主党の菅代表を全面に出した選挙戦を展開しましたが、当選はなりませんでした。
実は、この岡山1区で当選したのは祖父・父が衆議院議員だった3世議員の逢沢一郎さんです。
支持基盤を生かし、６選果たしました。
「2世議員」対「3世議員」の対決は、3世議員に軍配が上がりました。
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