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2003年10月13日 |
東京交響楽団が川崎市とフランチャイズ提携 |
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10月13日の現場にアタックは、「クラシック」の話題を取り上げました。
来年の夏に神奈川県川崎市にクラシックコンサートなどが出来る2000人収容のホール「ミューザ川崎・シンフォニーホール」が完成します。
それと共に、川崎市が東京の「東京交響楽団」とフランチャイズ提携をすることになりました。
川崎市は、工業によって発展した街ですが、それと同時に公害の街という名前もついてしまいました。
そのイメージを打破し、これからは「音楽の街・川崎」という都市を目指す、ということで、今回の提携となりました。
そのフランチャイズ提携の内容ですが、新しくできるホールを本拠地として優先的に使用でき、演奏会だけではなく、練習でも年間100日程度使うことが出来る、というものです。
日本のオーケストラの場合、専属のホールを持つ楽団はほとんどなく、皆さん練習場所の確保に四苦八苦しているそうなんです。
また、実際演奏をするホールと環境の異なる場所での練習では、なかなかオーケストラとしての個性を確立出来ず、
日本のオーケストラは個性がない、という批判を受けることもあるそうなんです。
オーケストラの本場、ヨーロッパでは、専属のホールを持つことは当たり前のことですが、日本では夢のようなことだそうです。
そのため、この提携に、東京交響楽団の金山茂人楽団長をはじめ、皆さん非常に期待を寄せています。
しかし、神奈川県には「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」という県内唯一のプロオーケストラの存在があります。
神奈川フィルハーモニーは、これまで横浜市での活動に重点を置いていましたが、専務理事の樋口悦朗さんは、これからは川崎市での活動にも力を入れて、東京交響楽団と共に神奈川県での音楽文化を盛り上げていきたい、と話しています。
お客さんの立場とすれば、プロのオーケストラの演奏に触れる機会が増える訳ですから、この「競演」はとても期待出来そうですね。
新しいホールも、是非是非有効活用してもらいたいと思います。
レポーター 徳武樹里 |
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