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生島ヒロシのおはよう定食・おはよう一直線


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いきいき老活塾


2014年09月04日(木)放送分

「実家の片付け」
「いきいき老活塾」今朝のテーマは、「実家の片付け」
老前整理コンサルタントの坂岡洋子さんにお話を伺いました。   
「親子げんかせずに実家を片付ける方法」
1つ目の方法は・・・
まずは、「一方的に処分しない」
実家の片付けで親子がけんかするのは、「大きな世代差があるため」。
子ども側の「片付けたい」という気持ちと、親側の「思い出を大切にしたい」とか「モノがなかった時代のひもじさを知っているから大事にしたい」という気持ちには、大きな世代差がある。
子供側は「自分の家と同じようにスッキリさせたい」。これを親に押し付けることが問題。
大事なのは親が気持ち良く暮らしていけるかどうか。親が納得しないまま、勝手にモノを捨ててはトラブルの元になる。
無理をすれば、親の病を招くこともある。
捨ててほしくないのに「やめてほしい」と言えない、子供に勝てない親は、無理に片付けられることによって老人性ウツになることがある。
また、軽い認知症だった方が、重度に進んでしまう場合もある。
子供から見ればガラクタでも、モノに囲まれていることに安心を感じる人もいる。そのあたりを見ないと、親のためにならない。
誰のための片付けか考えながら進める。

2つ目の方法は・・・
「一年くらいの長期計画で片付ける」
親の年齢や持ち物によりますが、一年間ぐらい余裕を持って考えておくと良い。それだけの期間、一緒に片付けていれば、親子関係が変わる。片付けていって親が気持ちよくなってくると成功。
「あれどこ行った?」と、探し物をしないで済むようになるなど、親自身がメリットを見付けると、自分たちでやり出す。
しかし、そこまで到達するには時間がかかる。

3つ目の方法は・・・
こだわりのモノは、男女で違うことを知っておく
女性の場合は「洋服」、男性の場合は「本」など趣味のモノ。
女性の洋服はたくさん溜め込んでいるので、「一緒にファッションショーをしましょう」と提案する。
鏡の前に洋服を持ってきて、「これはサイズがもう無理よね」「もうこれは着られないから最近買った服の方がいいわよ」と点数を減らしてもらう。
あと、80代の男性で本にこだわっていた方がいました。
地震が起きれば本棚が倒れてきて危険なくらい本があったのですが、「本につぶされて死ねるなら本望だから、このままにしてほしい」と言う。
そこまで言うなら無理をしないほうがいい。捨ててしまうと、生きる気力を奪ってしまう。もちろん、本棚が倒れないような対策はとりました。


とのことででした。

ケンカはなるべくならしたくないですよね。
そのためにも、「実家の片付け」は楽しく行いたいものですね。