健康生活：生島ヒロシのおはよう定食・おはよう一直線

2014年04月24日（木）放送分

「「老後のマネー戦略」」

今日のテーマは、「老後のマネー戦略」。
経済ジャーナリストの荻原博子さんにお話を伺いました。

自分の将来を考える時、心配なのが、老後のお金事情です。
自分がリタイアする日までに、
どれくらいのお金を準備すればいいのでしょうか？

荻原さんによると・・・
平均的なサラリーマンなら
「リタイアまでに1500万円」
とのことです。
これは、妻が専業主婦、退職金を1000万円、
夫婦が受け取る年金額は月額19万円、
リタイア後、20年くらい夫婦ともに生きている、
と仮定した場合の金額。

1500万円という金額は世間で言われている水準より、
かなり低いのです。

ですが、これでも厳しいという方は多いのです。
なぜなら、貯蓄の足かせになっているのが、
「教育費」と「住宅ローン」。
この2大支出に家計を圧迫されているせいで
貯蓄どころではないというケースが多い。

ではどうすればいいのでしょうか？

まずは、ひとまず貯蓄をあきらめて、
「教育費」と「住宅ローン」にケリをつける。
真っ先に取りかかるべきは「住宅ローン」。
まとまったお金が手に入るたびに繰り上げ返済をして、
できるだけ早く完済することです。

また、貯蓄のアドバイスも伺いました。

誰もが利用できるものではありませんが、
会社の財形貯蓄や社内預金は、
コツコツお金を貯める格好の手段です。

とのことです。

今朝、お話頂いた内容は、
荻原さんが「集英社文庫」から出している本
「老後のマネー戦略」に詳しく紹介されています。
興味のある方は、是非、ご一読ください。

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