久米宏 ラジオなんですけど

長野県千曲の鍛冶屋の4代目、茂木国豊さん。 5歳の頃から燃焼について「研究」していたそうで、人呼んで「燃焼哲学の鬼」。 その柔和な話しぶりの中に、完全燃焼にかける熱い思いが伝わったでしょうか。

煙が出るのはまだ燃え残っているものがあるからで、煙まで燃やすのが「完全燃焼」なんだそうです。

今日はスタジオの外に一人用の小型機「俺のかまど」を用意して久米さんが実演。 勢いよくあがる炎と、ほとんど出ない煙の様子をレポートしました。

800℃の高温燃焼を実現する秘密は、国際特許の「茂木プレート」。 一見、何のヘンテツもないプレートのようなんですが、これがあるとないとじゃ大違い。

茂木さんは完全燃焼の無煙薪ストーブや無煙焼却炉を普及させて、荒れ放題の山林の間伐促進、環境負荷の軽減につなげようと考えています。

ところで燃え上がる炎って、久しぶりに眺めると楽しいですね！