小学校・中学校の声楽部門は、声楽家の岩渕嘉瑩先生、声楽家の清水明子先生、声楽家の清水雅彦先生、声楽家の清水喜承先生、声楽家の田島好一先生、作曲家の中島良史先生、指揮者の古橋冨士雄先生が審査をしてくださいました。



審査員の先生から中島良史先生の講評
12月26日、江戸川区総合文化センター大ホールは関東各地からの優秀団体の演奏が響き渡り、外の寒さを忘れさせる熱演が繰り広げられました。次々に登場する合唱団はさすがに実力伯仲。甲乙つけ難く、私同様各審査員も悩まされたことでしょう。しかし最優秀賞受賞校はほぼ一致した評価でした。おめでとうございます！
総じて小学校の部は元気でピュアな声作り、中学校の部は発声の統一、ハーモニーの美しさへの日頃の努力を偲ばれました。繊細なニュアンスを目指す女声合唱。エネルギッシュな混声合唱、思い思いの選曲の妙・・・をたっぷり楽しませていただきました。中学合唱での女声のアカペラが増えてきたことはレベルアップの証し。混声も合唱音楽の本質である四部アカペラへの挑戦を期待します。そのことによってますます音楽の醍醐味を体感することでしょう。
これからも平和な日本が続いて、皆さんが楽しく音楽を人生の糧にできることを祈るばかりです。