社長メッセージ

「肉声」のコミュニケーション

「肉声」のコミュニケーション

マイク人は、同じようなタイミングで笑ったり、怒ったりする相手に惹かれてしまう傾向があるそうです。ラジオのパーソナリティとリスナーの関係にも当てはまるような気がします。近年人気のPodcastも、話し手と聴き手が同じようなタイミングで笑ったり、怒ったりできる番組が多いようです。

ラジオやPodcastなどによる音声コミュニケーションには、何故、こうした同調性が生じやすいのでしょうか。私は、音声コミュニケーションには「肉声」があるからだと思っています。「肉声」とは本来、マイクや機械を通さない声という意味ではありますが、ラジオの世界では昔から、本心を隠したり繕ったりできない声の本質を例える表現として使われてきました。

TBSラジオは、コミュニケーションビジネスを生業にして70年以上。ラジオやPodcastにおいて、「肉声」じゃないと表現できない事象、伝えられない気持ち、解決できない課題・・・そんな着眼点やアイデアを持った方、是非、私たちと一緒に未来のコミュニケーションビジネスについてブレストしてみませんか?

代表取締役社長 三村 孝成
Mimura Takanari