8月11日(日・祝) 午後3:00〜4:24(※一部地域を除く)
つなぐ、つながるSP
科学が変えた戦争 1945⇒2024

見逃し配信 NEW
みどころ②
テーマ曲は4年連続で坂本龍一さんの
「Merry Christmas Mr. Lawrence - version 2020」
『サンモニ』のスタジオを“向日葵”で埋め尽くし
戦争における科学技術の在り方を議論
TBSでは、8月7日(水)から15日(木)まで行う「NO WAR プロジェクト つなぐ、つながる」の一環として、特別番組『つなぐ、つながるSP 科学が変えた戦争 1945→2024』を8月11日(日・祝)午後3時から放送する(※一部地域を除く)。
今回の特別番組では、“科学が変えた戦争”に着目し、2024年の“現代の戦争”と、1945年の“あの戦争”を行き来しながら、「人を殺す技術開発」の実態を改めて考えていく。番組を進行するのは、『サンデーモーニング』新旧MC、関口宏・膳場貴子の2人だ。
先日スタジオ収録が行われた。向日葵で埋め尽くされた『サンデーモーニング』のスタジオセットの中で、関口、膳場、駒田健吾TBSアナウンサー、須賀川拓記者(TBS報道局)が戦争における科学技術の在り方の議論を繰り広げた。
アメリカ、ロシア、イギリス、中国など世界中で開発されている軍事用ドローン。爆弾を搭載した自爆ドローンを遠隔操作し、ロシアの兵士や基地に突撃させるウクライナ兵や、3Dプリンターで軍事用ドローンを大量に製造する工場を特派員が取材した。さらに相手に敵意があるかどうかをAIで認識するドローン兵器の危険性について議論。さらに須賀川記者が戦地ガザの取材時に感じたドローンの“飛行音”の恐怖を語った。
また、駒田アナウンサーは8歳のころに東京大空襲を体験した女性を取材。「筒状のものが赤く燃えながらくるくる雨のように降り注いだ」と、1945年3月10日にアメリカ軍によって一晩でおよそ10万人の命を奪った焼夷弾の恐怖が語られた。さらにアメリカ軍が当時、焼夷弾を日本の家屋に落とす目的で行っていた実験映像。アメリカが日本家屋を研究し焼夷弾を開発した歴史が明らかになる。
そうした先端技術は、“利用する側”をも苦しめている。番組ではドローンパイロットとして、アメリカ軍の命令で千人以上の命を奪ってきた元兵士を取材。除隊後も彼の脳裏には、ドローンによって小さな子どもの命を奪ってしまった記憶が残っており、ずっとPTSDの症状に苦しみ続けていた。
1945年の「あの戦争」と、2024年の「現代の戦争」。2つの時代を行き来しながら、あなたも一緒に考えていってほしい。
■テーマ曲は坂本龍一さんの「Merry Christmas Mr. Lawrence - version 2020」
テーマ曲は4年連続で坂本龍一さんの「Merry Christmas Mr. Lawrence - version 2020」に決定した。坂本さんは、闘病中だった2021年の夏に放送した『戦後76年「つなぐ、つながる」SP へいわとせんそう 〜戦場からのメッセージ〜』にこんなコメントを寄せている。
戦争が起きてほしくない。
戦争は、自国、敵国の差なく、ただ若い兵士と無辜の民を傷つけ殺す。
なぜ戦争がなくならないのか。
なぜ戦争を起こそうとする人間がいるのか。
戦争で利益を得ることに倫理的に耐えられる人間がいるのか。
今も世界のあちらこちらで子供の上に爆弾が落とされている。
なぜ私たちは止められないのか。
坂本龍一
■コメント
<プロデューサー・金富 隆>
今年のテーマは「戦争と科学技術」です。人の暮らしを便利にするはずの技術が、戦争に利用され、多くの人の殺戮につながっている。毒ガスから核兵器、そして近年のドローン兵器まで。技術開発は戦争をどう変えたのか。そこにある未来とは…考えていきます。是非ご覧ください。
みどころ
MC関口宏✕膳場貴子
『サンデーモーニング』
新旧MCがお届けする
今回のテーマは「戦争✕科学技術」
1945年の“あの戦争”と
2024年の“現代の戦争”を行き来しながら
進化していった
「人を殺す技術開発」の姿を描きだす!
TBSでは、8月7日(水)から15日(木)まで行う「NO WAR プロジェクト つなぐ、つながる」の一環として、特別番組『つなぐ、つながるSP 科学が変えた戦争 1945→2024』を8月11日(日・祝)午後3時から放送する(※一部地域を除く)。
2024年、世界では戦争で人が殺され続けている。ロシアのウクライナ侵攻開始からまもなく2年半が経過しようとしているが、いまだ終わりの見えない戦闘が続く。そしてイスラエルとハマスの衝突で、多くの命が失われることとなった。戦場では“ドローン兵器”が飛び交い、“AI兵器”がもたらす結末を危惧する声が日増しに高まっている。そうした兵器、ひいては科学がもたらす「戦争の進化」は、実は古くて新しい課題だ。
今回の特別番組では、“科学が変えた戦争”に着目し、2024年の“現代の戦争”と、1945年の“あの戦争”を行き来しながら、「人を殺す技術開発」の実態を改めて考えていく。番組を進行するのは、『サンデーモーニング』新旧MC、関口宏・膳場貴子の2人だ。
「2024年」ブロックでは、現代の戦争のあり方を根底から変えようとしている「ドローン戦争」の実態をTBS/JNNの特派員が取材。ロシアとの戦闘が続くウクライナでは、ドローン工場や兵士が実際に攻撃を行う最前線に密着。早くからドローンが実用化されてきたアメリカでは、敵を殺し続けたドローンパイロットの苦悩、PTSDの現状に迫る。
「1945年」ブロックでは、あの日、広島・長崎に投下された原爆、そしてその後の“核開発競争”がもたらした「新たな犠牲者」を取材。イギリスの核実験で被曝した男性の苦しみと葛藤に迫る。また、東京大空襲で日本の木造家屋を狙い撃ちした“焼夷弾”の被害を検証。「人を殺す技術開発」がもたらした戦禍と癒えることのない心の傷。79年の時を超え、当事者たちが証言する。
■コメント
<関口 宏>
世の中を便利にするはずの技術が、多くの人を殺す道具に使われてしまう。そんな矛盾をはらんできたのが戦争の歴史かもしれません。今回の終戦特番では、科学がいかに戦争に利用され、多くの命を奪ってきたか、その実態を考えてゆきます。是非ご覧ください。
<膳場貴子>
ウクライナやガザなど、悲惨な戦争の風景を見せつけられる日々が続いています。戦場から発信される過酷なSNS動画がスマホに次々と流れてきます。また戦場では、馴染みのあるドローンが、改造され兵器とし使用されています。私たちの暮らしを支える科学技術が、戦場にも持ち込まれ、人を傷つけ殺す兵器にもなる。何をきっかけに、なぜそうなってしまうのか。番組で改めて考えたいと思います。
出演者
MC:
関口 宏
MC:
膳場貴子(『サンデーモーニング』MC)
駒田健吾(TBSアナウンサー)
須賀川 拓(TBS報道局)
スタッフ
製作著作:
TBS
制作プロデューサー:
金富 隆
番組プロデューサー:
松本恵介
監修プロデューサー:
堤 慶太
秌場聖治
プロジェクト概要
[プロジェクト名]「NO WAR プロジェクト つなぐ、つながる」
[実施期間] 8月7日(水)〜8月15日(木)
[参加番組] 『JNNニュース』『Nスタ』『news23』など
[TBS NEWS DIG] https://newsdig.tbs.co.jp/