10月スタート毎週火曜よる10時

インタビュー

小泉今日子×菅野美穂 SP インタビュー

企画を受けたときの感想

小泉
TBS で宮藤官九郎さんとは 『マンハッタンラブストーリー』(2003年) 以来。しかも同じチームなので、満を持してじゃないですけど、ガンバロって (笑) 思いました。
菅野
小泉今日子さんと共演できると聞いて嬉しかったですし、他キャストのみなさんがお祭りみたいに彩りも個性もホントに様々な方たちが揃った上に、脚本が宮藤さん。もう 「ラッキー!!」(笑) って。浮かれすぎないようにしなくちゃと思いました。

脚本を読んだ感想

小泉
面白いですよ!宮藤さんの本は、読んでいる時は気づかないんですが、作品になった時に根底にある悲しさみたいなものが出てくる、魔法みたいな脚本なんですよね。今回もきっと何かが出てくるんだろうなと、そこも楽しみにしています。
菅野
私は今回初めて読ませていただいて、意外に真面目な印象でビックリしました。こんな真面目な活字から、あんな感じになるとは!って。2D と 3D の印象が全く違いました。
『あまちゃん』 を拝見したときに、「なんだろう、この言葉にならない爽快感!」 みたいな、そういう宮藤さんの “いつまでもやんちゃな小学4年生” (笑) みたいな部分もありつつ、大人も子どもも少年も少女も… の感覚を持ち合わせているようなこの活字がどう映像になっていくのか、どんな魔法がかかっていくのか楽しみです。

それぞれの役柄について教えてください

小泉
今回、メンバーの中で一番凡庸な役柄なので、いちいち驚いたり不安に思ったり… そんな部分が楽しめそう。今までの宮藤さんの本で演じたキャラクターは逆にもっと個性的な役柄ばかりでしたので、今回はそういう意味で新鮮です。
菅野
私が演じる千夏は自分の欲に素直というか、「イケメン!いっちゃお!」「気に入らない。いじめちゃお!」 みたいな、思慮深くなくて強欲。一方でカリスマ性がある女性。そういう人って生命力に溢れていて、魅力的でもあるんですよね。今までにあまりやったことのない役だなと思いました。

お会いしてのお互いの感想

小泉
一癖ある役を演じられることが多いので、お会いする前は 「めんどくさい人だったらイヤだなあ」 と勝手に思っていました (笑)。でも、お会いしてみたら全然そんなことなくて。今日もメイク室で一緒だったんですけど、サバサバしていて楽しかったです。みなさん、もの作りが好きな方たちが集まった気がします。
菅野
いやー、こんな日が来るんですね!小泉さんといえば、私にとってずっとテレビの中にいらっしゃる方。私は小泉さんが30代のイメージを変えてくださった方だと思っていて、常にみずみずしい佇まいでいらっしゃる。芸能界の先輩としても一人の女性としてもとても素敵な方なので、実はまだちょっと緊張しています (笑)

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