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TBSテレビ『屋上のあるアパート』

3月21日(月・祝)よる9時放送

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あらすじ

桂木麻子(長澤まさみ)は、大学卒業後に受けた出版社を9社も落ち、肩身の狭い思いで実家に居座りながらフリーターを2年していた。父のつてで、やっと小さな雑誌の編集プロダクションに就職し、広報誌の料理ページを担当することになった。料理研究家の山本涼子(秋野暢子)を取材しているうちに、麻子は「美味しいものに弱い。色気より食い気」という自分を発見するなど、大変ではあるが、楽しく仕事をしていた。

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しかし、突然編集プロダクション社長・岡村(近藤芳正)から、会社の倒産を告げられてしまった。早速、麻子は取材先である涼子に倒産の報告に行ったところ、失業したにもかかわらず悲壮感ゼロでお気楽に見える麻子に対し、涼子は「一人暮らしでもして新しいことを始めたら」と勧めた。そうでもしない限り、本当の大人にはなれないというのだ。ちょっと悔しい思いをしながらも、麻子は「格安物件!屋上あり、見晴らし抜群!」という広告に惹かれ一人暮らしを決断する。当然、母・喜代子(原日出子)はじめ家族は、このタイミングで一人暮らしなんて、と大反対。だが麻子は、反対を押し切り、この屋上のあるアパートで一人暮らしを始めることになった。

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住み始めると、アパートの住民は個性派揃い。隣の部屋の猪熊マキ(坂井真紀)は、年齢不詳。奥の部屋の佐藤夫妻は、夫が猫好きで奥さんが犬好きで対立し、折衷案でカメを飼っているという。2階に住むチャーリーはアメリカ人でゲイ、イタリア人のアウレリオはその恋人など…。そのうえ引越し早々、半年前に結婚しロンドンに住んでいるはずの幼なじみの由香(芦名星)が、一週間だけと言いながら麻子のアパートに転がり込んできた。一見強く見えるが、実は流されやすく自分からは何も決断したことがない麻子に対し、由香は次々と大胆な決断をして前を向いて進んでいく…2人は正反対とも言える性格だった。だが、居候初日、酔って泣きながら「死にたい…」と言った由香を、麻子はしばらくそっとしておこうと思った。

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しばらくして、岡村から新しい会社を紹介された麻子。ウエブマガジンの編集作業も行う広告代理店で、社長の工藤俊太郎(吉田栄作)は、クールでそつがなく、顔立ちは整っているが冷たい印象。岡村によれば、麻子が書いた涼子の記事を評価していると聞いていたが、工藤は記事の内容すら知らずがっかり。社員は、角田(山崎樹範)のばら(篠原真衣)丸川(三浦圭祐)の3人だけ。ウエブマガジンの編集は、給料も安く、自分を評価されたわけでも無く、決して面白いとは言えない仕事だったが、麻子は高望みせず与えられた仕事をきっちりこなしていた。

ある日、麻子は工藤に高級イタリア料理店に連れて行かれた。工藤は、以前麻子が料理ページの編集を担当していたことを知り、料理の評価をしてみろといきなり言い出す。工藤の強引な性格に振り回されつつも、どこか気になる麻子。一方、お見合いで外資系企業に勤める幸二(加藤晴彦)と知り合い、その誠実な人柄にも心惹かれ…2人の男性の間で揺れ動く麻子。

そんな時、麻子のもとに、岡村が事故で亡くなったという知らせが…!!

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