70回記念大会を制し、新年最初の日本一を掴むのは!?
1957年(昭和32年)、三重県伊勢市で幕を開けた全日本実業団駅伝。
1988年(昭和63年)から群馬県へと舞台を移し、元日開催の「ニューイヤー駅伝」として、
新春の風物詩となりました。
迎える節目の第70回記念大会。
出場全40チームによる駅伝日本一をかけた7区間全長100kmの熱き戦い。
歴史と伝統のタスキをつなぎ、新たな歴史の扉を開くのはどのチームか。
前回大会上位4チームによる優勝争いか!?
最多26回優勝 王者 旭化成 、 Honda、トヨタ自動車、GMOインターネットグループ。
前回大会、歴代最多26回目の王者に輝いた旭化成は
東京世界陸上1万m代表・葛西潤、前回1区区間賞・長嶋幸宝、
今年の5000m日本王者・井川龍人の入社3年目トリオを中心に連覇を狙う

前回アンカー勝負の末、8秒差で敗れたHondaは
東京世界陸上マラソン代表・小山直城、同じく5000m代表・森凪也など戦力充実。
3年ぶり3度目の頂点を目指す。

2024年王者(前回3位)のトヨタ自動車は
東京世界陸上1万m代表となり、11月22日の八王子ロングディスタンス10000mで2年ぶりに日本新記録(27分5秒92)を樹立した・鈴木芽吹や、パリ五輪1万m代表・ハーフマラソン日本記録保持者(59分27秒)太田智樹を中心に2年ぶりの王座奪還へ。

2026年に創部10周年を迎えるGMOインターネットグループ(前回4位)は、
東京世界陸上マラソン代表・吉田祐也に加え、青山学院大で3度の箱根駅伝総合優勝に貢献した太田蒼生が新加入。
節目の年に、悲願の初優勝なるか?

だが、上記4チームは各地区予選では優勝を手にしていない。
| 東日本 | 中部 | 北陸 | 関西 | 中国 | 九州 |
|---|---|---|---|---|---|
| 優勝 ロジスティード | 優勝 トヨタ紡織 | 優勝 YKK | 優勝 住友電工 | 優勝 中国電力 | 優勝 三菱重工 |
| 2位 GMO | 2位 トヨタ自動車 | 8位 旭化成 | |||
| 10位 Honda |
ベストメンバーを揃えて4強が主導権を握るのか?
それとも地区予選を制したチームが勢いそのままに突き進むのか?
最後の最後までわからない激戦必至の70回記念大会。
日本長距離界のトップランナーが一堂に会する唯一無二のオールスター戦
今大会には東京世界陸上3000m障害8位入賞の三浦龍司(SUBARU)をはじめ、
東京世界陸上代表7名、パリ五輪代表6名、日本歴代マラソン記録トップ10の内7名がエントリー予定。
「真の駅伝日本一」を決めるに相応しい世界レベルの豪華共演が実現する舞台。

| 区分 | 選手 |
|---|---|
| 日本記録 | 鈴木健吾 |
| 歴代2位 | 池田耀平(Kao) |
| 歴代3位 | 吉田祐也(GMO) |
| 歴代4位 | 大迫傑 |
| 歴代5位 | 近藤亮平(三菱重工) |
| 歴代6位 | 山下一貴(三菱重工) |
| 歴代7位 | 細谷恭平(黒崎播磨) |
| 歴代8位 | 其田健也(JR東日本) |
| 歴代9位 | 市山翼(サンベルクス) |
| 歴代10位 | 黒田朝日(青山学院大) |
| 種目 | 選手(所属) |
|---|---|
| 3000m障害 | 三浦龍司(SUBARU) |
| 5000m | 森凪也(Honda) |
| 10000m | 鈴木芽吹(トヨタ自動車) |
| 葛西潤(旭化成) | |
| マラソン | 小山直城(Honda) |
| 吉田祐也(GMO) | |
| 近藤亮太(三菱重工) |
| 種目 | 選手(所属) |
|---|---|
| 3000m障害 | 三浦龍司(SUBARU) |
| 青木涼真(Honda) | |
| 10000m | 葛西 潤(旭化成) |
| 太田智樹(トヨタ自動車) | |
| マラソン | 小山直城(Honda) |
| 赤崎 暁(クラフティア) |
学生駅伝のエースたち ニューイヤー駅伝デビュー
上記した太田蒼生(GMOインターネットグループ)に加え、
2024年の大阪マラソンで初マラソン日本最高記録(当時)で優勝を果たした國學院大卒・平林清澄(ロジスティード)やハーフマラソン日本学生記録保持者(59分30秒)駒澤大卒・篠原倖太朗(富士通)、
2025年の箱根駅伝2区で日本人歴代最高記録をマークした創価大卒・吉田響(サンベルクス)など
実力あるルーキーたちがデビュー。
トップランナーが集結する駅伝最高峰の舞台で、その実力を見せられるか。

