脚本家・神山由美子さんについて
みなさん、こんにちわ。プロデューサーの橘です。
今日は、脚本家の神山由美子さんについて書きたいと思います。
神山さんは昨年TBSでもドラマ『大奥〜誕生[有功・家光篇]』の脚本を担当されている方です。
ご一緒させて頂くのは初めてですが、その明るい人柄と美しい文章に、原稿が届くのをいつも心待ちにしています。
神山さんと打ち合わせしている時に、勉強になることはたくさんあるのですが、原作に対してのリスペクトと言いますか、できるだけ原作の良いところを汲んでシナリオを構成する姿勢にとても感銘を受けました。
原作がある場合、ついつい原作の良いところ取りで、あとは順番を入れ替えたり、こちらの都合に合わせて変えたりしてしまうことも多いのですが、神山さんは最大限、原作を尊重して脚本を書かれます。
それはきっと神山さんの美意識というかポリシーではないかと思いますが、そういう姿勢に感銘を受けたのです。
そうすることで見えてくる原作の面白い部分を、どのように神山さんが脚本に込めているか、ぜひじっくり堪能頂ければと思います!