パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ
学部(がくぶ)
[1] 印籠のあれこれ
- *印籠を出した人(4,5部を分析)
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【出し方】
世直し全国行脚のおなじみ水戸黄門一行の中で、印籠を出す役割を担っているのは「格さん」。
まずは、「正しい印籠の出し方〜オーソドックス編 by.格さん」をごらん頂きましょう。
- 黄門様を挟んで黄門様の右に格さん・左に助さんという位置をとります。
- 助さんの「静まれ、静まれ」の声を受け、
- 格さんが「ここにおわす方をどなたと心得る、先の副将軍水戸光圀公なるぞ、頭が高い、控えおろう!!」と言いながら、
- 懐(若干左胸寄り)から印籠を取り出し、前に突き出す、角度は真正面からやや自分の右、四五度、正確さを要する作業です。
ここでもっとも注意すべきは、懐から取り出す際印籠に視線をやらない。
前に出すとき、持ち替える必要もなく、三つ葉葵の紋所が悪人達の目の前に現れるようにしなければならないということ。
是非皆さんも練習してみて下さい。
【提示役】
ところで、ちょっとこれを見て下さい。これが、水戸黄門における「水戸黄門悪人前提示役頻度分布」をグラフ化したものです。
やはり格さんの割合が一番高いのが一目瞭然でお判り頂けるでしょう。
とはいえ、一行のそれぞれが様々なシチュエーションで交代に印籠を出す役を演じていたりもしているのです・・・
たとえば、格さんの相手役・助さんが印籠を出しているお話しがあるのは、想像がつくでしょう。
が、なんとなんと黄門様自ら出していたりするんですよ!そしてちょっと普通では考えられない、アノ人まで印籠提示役を仰せつかっているのです。
興味は尽きませんね。そのシーンを見たいですって?
わかりました。お見せいたしましょう。