2004年4月12日〜9月20日(全22話

あらすじ:

第 12345678910111213141516171819202122 話

第1話:
『将軍を狙った男』/水戸(2004年4月12日放送)

 水戸の西山荘で、晴耕雨読の毎日を送っている黄門さま(里見浩太朗)のもとへ江戸から届いた急の手紙を持って山野辺兵庫(丹波哲郎)がやって来た。それにはなんと駿府の久能山東照宮に神君家康公の幽霊が出ると記されていた。
 将軍・綱吉(堤大二郎)が家康の霊を慰め、真相を探るために、自ら駿府に赴くと知り、黄門さまはそれに同行しようと江戸へ向かう。黄門さま一行は八重(岩崎加根子)の寮に滞在し、江戸の様子を探る。
 そのころ江戸では身分の高い侍が何者かに狙撃されて殺される事件が起きていた。お娟(由美かおる)の調べでその侍は、過去に幕府を巻き込むお家騒動を起こした、黒川藩の筆頭家老だったことが分かる。
 お家騒動の関係者は最近同じ手口で次々と殺されていた。一方、格之進(合田雅吏)は豪商、西海屋(中山仁)の羽振りのよさに驚く。西海屋に金を借りていない大名はいないと言われるほどで、密貿易をしているのではないかとの噂もあった。
 また、助三郎(原田龍二)は若い侍、工藤祐馬(清水宏次朗)と知り合い、意気投合する。実は祐馬は黒川藩ゆかりの侍で西海屋ともつながりがあった。
 さて綱吉が駿府へ出立する時がきた。黄門さま、助さん、格さん、お娟、鬼若(照英)、アキ(斉藤晶)と、危ないところを助けられ、お娟と知り合いになったよろず屋の千太(三波豊和)もそれぞれの思いを胸に江戸を旅立つ。
 祐馬のことが気になっていた助さんは、駿府に祐馬の妹、綾(畑中映里佳)がいると知り、訪ねてみる。
 格さんの調べで、祐馬と綾の父親は黒川藩のお家騒動の犠牲者だったことがわかる。騒動の時、西海屋に命を救われた祐馬は、西海屋に言われるままに幕府と綱吉を憎み、綱吉への復讐を心に秘めて成長したのである。幕府転覆を謀る西海屋は、祐馬を利用して黒川藩の重役を殺害し、綱吉をも暗殺しようと企てていた。
 黄門さまから祐馬が綱吉の命を狙っていることを知らされた綾は、何とかそれを阻止して祐馬を救って欲しいと黄門さまに訴える。
 やがて綱吉の行列が駿府へ入る。祐馬は、綱吉に照準を合わせ、今まさに引き金を引こうとしていたが…。


第2話:
『金貸し泣かせた黄門様』/御油(2004年4月19日放送)

 黄門様(里見浩太朗)一行は御油に到着した。
一行は、情け容赦のない取り立てで人々から鬼だと恐れられている、金貸しの金五郎(林与一)と知り合った。
金五郎の非情な厳しさに、助三郎(原田龍二)と格之進(合田雅吏)は腹を立てているが、金五郎が浪人たちに命を狙われていることを知り、黄門様は用心棒を引き受ける。
 その夜再び浪人たちが家に押し入り、金五郎の命を狙うが、助さんと格さんが蹴散らした。
お娟の調べで、浪人たちが代官所の役人、河合伝八郎(草見潤平)に雇われていることと、代官の大木頼母(栗塚旭)は金五郎に多額の借金があることが分った。
大木は借金を帳消しにするために、金五郎の命を狙っているだ。
 黄門様は、鬼若(照英)を河合の配下に潜り込ませ、一味の様子を探らせる。
 ところで、黄門様は金五郎の家に住み込んで、身辺の世話をしているお糸(安藤希)が金五郎が本当は優しい心の持ち主だという言葉が気になっていた。
また、黄門様は、金五郎が花を慈しみ、野良犬にも気をかける繊細な心の持ち主だということも分かった。
 やがて黄門様に心を許した金五郎は、自分が鬼と恐れられるような金貸しになってしまった悲しい過去を語るのだった…。


第3話:
『亭主オロオロ女の決闘』/有松(2004年4月26日放送)

 黄門さま(里見浩太朗)一行は、有松に着いた。この街は、絞り染めの有松絞が有名で、問屋などが立ち並び、たいへん賑わっていた。仕事の様子を見学しようと考えていた黄門さまだが、「うわなり打ち」と口々に叫ぶ女の一団に出くわして驚いた。
 うわなり打ちとは離婚してすぐに夫が再婚したとき、先妻が後妻に仕返しをする風習で、先妻、後妻を応援する女たちも加わって壮絶な決闘が繰り広げられる。
 この場合、夫は有松絞問屋の主人、高野屋新兵衛(河原崎建三)、先妻はお政(土田早苗)、後妻はお袖(三浦リカ)だ。お政とお袖のすさまじい剣幕に新兵衛はオロオロするばかり、仲裁に入った助三郎(原田龍二)と格之進(合田雅吏)も手を焼いている。お娟(由美かおる)の機転で、騒動はやっと収まった。
 新兵衛とお政の息子、新三(草野康太)によると、両親は二人とも腕のよい有松絞の職人なのだが、仕事熱心のあまり、口げんかが絶えず、ついにお政は家を出て行ってしまった。その後、困っていた新兵衛を見兼ねてお袖が世話に入ったのだという。うわなり打ちは静まったが、夫婦の問題は黄門さまにも解決する妙案がない。
 ところで有松絞を扱う大問屋の大文字屋(青山良彦)は新兵衛、お政の不仲に付け込んで、お政を自分の仕事場に引き抜こうと考え、お政に甘い言葉をかける。だが、大文字屋には闇で品物をさばいているという悪い噂があり、お政は誘いを断った。
 お政が思うようにならないと知ると、大文字屋は新三を誘拐してお政を脅迫する。大文字屋の後には、陣屋代官の島田甚之助(伊藤高)がおり、悪事に加担しているのだった…。


第4話:
『父のこころ娘知らず』/津(2004年5月10日放送)

 黄門さま(里見浩太朗)一行は、伊勢参りの人々で賑わう津に着いた。
黄門さまは元気な油問屋の娘、奈津(高松あい)と知り合った。最近、父親の窪田屋惣兵衛(大出俊)に縁談をしつこく迫られてうんざりしていた奈津は、惣兵衛を困らせてやろうと、一計を案じる。
 奈津の魂胆は、旅の費用を使い果たして途方にくれていた、甲助(伊勢浩二)と乙次(河田貴一)そして黄門さまを誘って、自分が誘拐されたように見せかけ、惣兵衛を心配させようというものだ。そのため黄門さまが脅迫文を書き、惣兵衛に千両要求する。
しかし、惣兵衛には奈津の考えはお見通しで、計画は失敗。番頭の清造(清郷流号)に言動を慎むよう注意され、奈津は腹を立てる。
 ところが、奈津は店の者のうわさ話を立ち聞きしてしまい、自分が惣兵衛の実の子ではないことを知る。自分がわがままだったことを恥ずかしく思う奈津だった。
 その頃、惣兵衛は家老の奥野将監(沢竜二)と勘定奉行の大崎源之丞(白井滋郎)に呼ばれ、窪田屋が扱った油に不備があったと詰問されていた。惣兵衛は全く覚えのないことだと反論するが、奥野は取りつく島もない。
 惣兵衛は、油を運ぶ船中で品物の摺り替えがあったに違いないと疑うが、廻船問屋の船戸屋(中村方隆)は言い掛かりだと否定する。しかし、実は、油の扱いを一手に握りたいと企む船戸屋が、奥野を巻き込んで仕組んだわなで、窪田屋は取り潰しの危機に立たされる。
 船戸屋は惣兵衛に、店を守るため、奈津を奥野の妾に差し出してはどうかと迫る。店より娘の方が大切と毅然と断った惣兵衛の態度に、奈津は自ら奥野の元へ行くと言い出した…。


第5話:
『美少女は天才将棋士』/亀山(2004年5月17日放送)

 黄門さまは、働き者の若い女、おとせ(三船美佳)と知り合った。おとせは、お幸(斉藤千晃)という少女と一緒に暮らしている。お幸は将棋が大好きで、自信のある大人たちも歯が立たない。
 お幸は、おとせがかつて世話になっていた口入屋、清兵衛(長谷川明男)の娘なのだが、清兵衛は五年前に、お幸を頼むとだけ言い残して失踪し、行方が分からなくなっていた。 その後、おとせが女手一つでお幸を育ててきたのである。
 一方、清兵衛と親交のあった、勘定方の侍、吉住三四郎(阪本浩之)は清兵衛失踪には公金横領事件が絡んでいるのではないかと考え、秘かに捜査している。それを裏付けるように何者かが三四郎を襲う。その場に居合わせた、助三郎(原田龍二)と格之進(合田雅吏)の活躍で三四郎は危ういところを救われる。
 その頃、よろず屋の千太(三波豊和)は街の外れで、知り合いの賭け将棋の名人、清兵衛と出会ったが、人目を避けるような清兵衛の言動が気になった。
 実はこの清兵衛がお幸の父親だということが判明し、父娘は再会を喜んだ。清兵衛は三四郎にうながされ、黄門さまに失踪のいきさつを語る。
 五年前、清兵衛は治水工事のために人集めをしていたが、勘定奉行、田原勘太夫(亀石征一郎)にだまされて、公金横領の片棒を担がされた上、命まで狙われた。
九死に一生を得た清兵衛は姿を隠していたが、お幸、おとせのことが気になって、亀山に戻ってきたという。  清兵衛が生きていたこと知った田原は、再び命を狙うが…。



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