小学校教師・一ノ瀬生琉(向井康二)の人生はどん詰まりだった。それまで勤めていた学校で、やることなすことすべてが裏目に出てしまう。しかし、心機一転とばかりに4月から転任した渋谷区立渋谷第三小学校でも、1ヶ月も経たないうちに保護者からのクレームの嵐にため息が止まらない。そこで生琉が出した答えは「期待を捨て無難に過ごす」というものだった。
ある日、生琉の不注意で同僚教師・梨木彩葉(上白石萌音)が持っていたプリントを散乱させてしまう。生琉はプリントを拾いながら自分の不運体質をこぼしていると、彩葉はそんな生琉のことを前向きに肯定する。意外な言葉をかけてもらい胸を衝かれた生琉だったが、一方の彩葉はどこか思い詰めた顔をしていた…。
そんな中、公立の小中学校教師などの有志で、GW中の渋谷をパトロールする集まりに生琉は参加していた。同じく参加予定の彩葉だったが、なぜかあてもなく渋谷を彷徨っていた。やがて雑居ビルの屋上へ。そして、手すりの外に立つ彩葉は、ある思いを胸に抱いていた。
同じ頃、パトロール中の生琉は屋上の手すりの外にいる彩葉を見つけ、「もしや」と思い駆け出していた。やっとの思いで屋上に辿り着き、彩葉に駆け寄った生琉だったが、その不運体質が邪魔をして…!?
二人の運命が大きく動き出す!?