完成間近の東江(高月彩良)の作品「ガールの法則」の原稿を一方的な事情で全部ボツにされ、安井(安田顕)の急な要望にとまどう東江。“ツブシの安井”が、ついに牙をむく。安井に東江の担当を奪われた心(黒木華)は怒りを隠せないが、担当では無いため自分からは何もすることができなかった。
ある日、平日18時半以降と休日は対応しないという安井に代わり、東江に原稿の相談を持ちかけられた心。直接東江に会って励ますが、簡単なことも相談できない二人の関係が気になり、ますます不信感を抱いていた…。
新人ツブシと呼ばれてはいても、担当したすべての作品をそれなりにヒットさせている安井。かつての彼は心に似ており、漫画家との関係も良好だったという。現在、そんな安井は影もかたちもないが“ツブシの安井”の誕生にはある悲しい理由があった―
奇しくも同じ号で漫画家デビューを果たす中田(永山絢斗)と東江。中田の「ピーヴ遷移」は賛否両論だがネットで話題になり、担当の心について「僕を見つけてくれた、女神です」と感謝する中田、一方で東江は、ついにある決断をする。
そんな中、売り上げを伸ばすため、編集長の和田(松重豊)から編集者個人でSNSをはじめるよう指示が出た。様々な意見が出る中、漫画への愛が溢れている、謎のアカウントが存在するという話が書店で噂されていたが…
画像をスワイプしてご覧いただけます。