「時代とずれてるんですよね。だから、前次官の福田さんが『今の時代ってそんな時代なのかな』っていうね、コメントをしてらっしゃいましたけども。いや、今の時代はそうなんですよ。だからそこに中央官庁、その税金を頂きそれを使う計画を作るという財務省においてそうなのかね、ということであってね。
またその「言葉遊び」っていうね、そういう発言を聞いた時に私はかなり愕然としたんですがね。そういう「言葉遊び」なら許されるのかい、ということであってね。これは本当に政治行政にたずさわる、我々も特別職国家公務員ですがね、そういう立場にあるものは、こういう事に対して本当に身を正していかなければいけないということだと思うし。また、初動というんですかね、危機管理の初動が非常にまずかったと思いますね。
そして最後も、金曜日でしたっけか、処分。減給20%、それを退職金から差っ引くっていう話ですが。で、それは財務省として認めたわけですよね、だからそうするわけでしょ。ですけどご本人は認めてらっしゃらないし。そしてまた『次官の職務に支障をきたすようになったので辞めるのだ』という話ですから、財務省の結論とずれてるわけですよね、ここはね。一体何なんだと。一体、政府全体としてどう考えるんだと。ということは、国民の方々が、なんかよく分からないね、なんかすっきりしないね、という思いはあるので。
我々として、税金頂いているわけですから、それを使わせて頂いているわけですから。そこはやはり信頼を取り戻す努力っていうのは、我々与党としてもさらにしていかなきゃいかんと思いますね」
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