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第六七二回('17年11月19日 放送)
 「『安倍1強』の中で 〜これからどうする」

ゲスト: 鴨下一郎 氏/玉木雄一郎 氏

御厨

「さあ玉木さん、小池問題です。小池さんが今度は希望の党の代表を突然辞任ということですね。玉木さん、これは一体どういうことなんでしょうか。玉木さんはいつ頃これを聞かれてたんでしょうか」

玉木

「ちょっと前に聞いてました。ちょっと前から聞いてましたが、都政に専念したいというのはその通りだと思いますね。オリンピックまで1000日を切って、大変だと思います、これから都政も。ですからそこに専念されて、加えてですね、今度新執行部が出来たので、ある意味安心して任していける執行部が出来たというふうに、我々も自負しておりますし、小池知事の挑戦するチャレンジスピリット、これはしっかり受け継ぎながらですね、知事の信頼、そういったものをしっかり受け止めることが出来る党運営をしていきたいと思いますし、何より希望の党、比例では1000万票弱の方に書いて頂いたわけですから、その重みもありますので、しっかりと責任を果たしていきたいと考えています」

御厨

「なるほど。鴨下さんは、自民党の東京都連の会長でもいらっしゃるわけですが。小池さんとの付き合い方っていうのはどうなりましょうか」

鴨下

「これからなんですけども。一応、一通りの選挙が終わりました。知事選、都議選、そして総選挙と。これからですね、都民のために我々自由民主党の都連と、それから知事が、どういう距離感で最終的に2020年のオリンピック・パラリンピック成功させるのか。あるいは都民のためにこの両者があまりねじれていれば都民のためにはなりませんから。ですから、この分断的なことをどういうふうに修復するか。ただ、やはり一義的には知事の方から我々の方にボールを投げてもらわないとですね、都知事ですから。そういうようなことで、もしボールが投げられれば我々なりに誠実に対応はしたいと思います」