「村上さん第4次安倍内閣がスタートしました。これをどうご覧になるか。選挙結果は自民圧勝で、『最も高い得票率で勝利を勝ち取ることが出来た』というふうに言っているわけですけどね」

「私は、自民党が勝ったからと言ってですね。本当に手放しで喜んでいられるのかなと私は心配しています。でも今回はですね、敵失というか、エラーというか、野党さんのオウンゴールで勝てたような気がしましたね。あまりこれに政策が良かったからとか、今までの国会運営が良かったから、という評価で勝てたんじゃないんじゃないかなと。だからあまりこれにのっていますとね、『驕れる者は久しからず』と平家にもありますようにね、非常にここはですね、本当に反省すべきところは反省して、そしてまた直すべきところは直していかないと。本当の国民の信用は得られないんじゃないかなと。それを心配しております」

「藤井さんどうでしょう。『謙虚に丁寧に』と安倍総理は繰り返しています」

「口だけのような気がしますね。私はですね、質問時間の話、会期の話、これいずれも、非常にね、国会の場に出たくないという気持ちが表れてるんですね。まず会期の話で言いますとね、私は角さんの弟子ですから角さんのことを申し上げますが、特別国会150日、延長130日、計280日。そして私どもに言われたのは、『国会っていうのは通年国会で1年中やっているのがいいんだ』と。こう言われました。私はそれが本当の有権者の方に対する姿勢じゃないかと思うんですが、少しでも減らそうとするでしょ。国会を開きたくないという意見や意向が物凄く強いように思います。残念だと思います。角さんを見習ってほしいと思います」