「だからもうちょっとあれですよね、この瞬間芸みたいなね、何かマイク向けられると反対しておかないといけないみたいな、そういう恐怖観念とですね、それから党がメディアにすぐ分裂してるとか、分岐してるとかですね、何か言われるのを恐れて党内議論があまり外に見えてこないというか、活性化されてないという部分がむしろあるんじゃないかと。
僕は自民党もですね、沈黙の艦隊のようになってね、昔の大らかな異論反論も出るし、それでその後まとめた時には与党としてちゃんとした態度をとるという、こういう雰囲気が非常に強かったですよね。だから勉強もそれぞれがされるし、いろんな多様な方面からの切り口もあったように思うんだけども、この頃やっぱりそれが自民党あまり見えなくなってきている。
だから僕はもう石破さんもですね、別にその敢えて異議を唱えるみたいな議論はする必要ないと思うんだけど、今の金融政策にしても、経済政策にしても、安全保障にしてもですね、社会保障にしても、やっぱりもうちょっとオルタナティブっていうかね、いやいや私はこう考えると我々の党の政策はこうなんだということをね、もう少し議論を自民党内もされた方が良いし、民進党もそういう観点からのですね、提案型のオルタナティブを出していかないとですね、せっかくイデオロギー対立はなくなりですね、皆はその市場価値と民主主義と、自由を共有しているといいながら、じゃその中でのオルタナティブってなんなのかっていう定義ができてないというのがね、これは何とおかしい話だなと思いながら正月を過ごしておりました」
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