「今の安部内閣はですね、安倍総理大臣と麻生副総理と、それとこの甘利さんと菅官房長官の4人で成り立っている、というふうに永田町あるいはメディアの世界では評価されておりましてですね。極めて重要なポジションを甘利さんが占めていると。
TPPその他、経済政策も彼が担っていると言われてるんですけども。そのことのみならず政局的にも、どうも甘利さんはあるグループを率いて党内でも非常に大きな影響力を持ってきたと、こういう見方がされておりますので。
これは、私は今度の話は金額はともかくとしてですね、菅内閣の時に前原さんが外務大臣やってる時にですね、地元の日本国籍の無い在日韓国の方に、たぶん1万円か2万円の寄付を貰ったという事だったと思うんですが。これを当時の野党の自民党が、ものすごい追及してですね、遂に前原さんが外務大臣を辞めざるを得なかったというのを思い出しました。
したがって、この種の話というのは、国会の運営との駆け引きになってくるとですね、なかなかしんどくなると。それで甘利さんのポジションが安倍内閣の中でものすごく大きいだけにですね、これは内閣にとっても深刻な事態になるのではないだろうかと。こういう感じで見ております」
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