「さあ戦後70年の談話です。安倍総理はキーワードを引き継がないという趣旨の事を言ってますが、二階さんはどうお考えでしょう」

「それは総理の談話ですから、総理がお考えになる通りやればいいんですけど、やはり村山元総理も、小泉元総理も現に頑張って頂いて我々の指導者として、いまだにご活躍いただいてるわけですから。これらの方々が知恵を絞って発表された談話を大いに参考にして、そして新たなこれからの諸外国との関係を上手くやっていくために、これが世界平和のために役に立ったと言われるような談話にまとめて頂いたら良い。昨日発足したばかりですから、もうちょっと様子を見守ってからやってもいいんじゃないかと」

「増田さんはどうですか、この点は」

「談話を出す出さないの是非も色々あると思うんですが、出すと決めた以上はですね、有識者の懇談会、非常に幅広い人たちで成り立ってるんでですね、そこでの議論というのをよく踏まえた上で、安倍総理が出されるんですが、一内閣というよりは、その後もずっとそれが続いていくんで、特に中国、韓国だけじゃなくアメリカなどにも疑いがもたれないような形というのが必要だと思います」