「昔のね、よく言われていた高度成長期の成長とですね、同じ意味で成長を使っていたら私はやっぱり間違いだと思いますね。問題はやっぱり雇用の場をいっぱい増やすということ。それからもうすでに勤めている人にとってみれば給料を少しでも高くして、生活を豊かにすると。そこに目標を置かなければいけないんでですね。
ですからこれからやる、いわゆる成長戦略と言われてますが。それがどうやって新しい雇用の場につながるかとか給料増に結び付けるか、そこまで含めた成長戦略っていうのをやっていかなくちゃいけない。
それから、その中でね、私はひとつ今までと大きく踏み出す可能性がある、分かりませんけども、と言うのはね、農業の所得保障をやめると、それで減反を大きく制度を変えると。これは地域の疲弊が言われてる時、必ず一次産業、特に農業がもっと活力を増せば地域の様子がガラっと変わっていきます。
減反はね、さすがに本当に限界にきてると思いますね。これだけ農地がいっぱいある中で、その三分の一以上遊ばせておく訳でしょ。ですから、米を選びたい人はきちんと米を選ぶけれども、大豆とか麦とか今良い品種が出てきてますから。それをもっともっと作りたい人達がその人達も選べるし、米をやりたい人達は自由にコメをずっとやりたかったらずっとやると、言う形にしないと、私は減反政策と言うのは形を変えた価格維持政策で、もうやめたほうがいいと、自由に作りたい人はどんどんお米を作らせたほうが良いと思いますね」
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