「やっぱり国際国家日本であってね、だんだん国際的な基準はやっぱり日本だけ特別というわけには行かないですね。ですから法人税の話もそうだろうと思いますし、外国並みにというという気持ちもあるでしょう。消費税はヨーロッパ見てもどこ見ても常識なんですね。特に北欧の方行けばより手厚く、保障はされるけど税金もものすごく取られてますね。そういうのは日本の国民もだんだん慣れていかなきゃいかんと思います。
ただ今、竹下さんの話出ましたけど、消費税やると竹下さんも消費税を設定して内閣をつぶしちゃった。それからその次、橋本さんがやっぱり内閣をやめざるを得なくなった。こんどの8、10という新しい増税は野田さんがやったんですね。結局野田さんも内閣をこれによって犠牲にしたと。それからこの消費税を国民の皆さんに広くご協力いただくということは、まさに政治家にとって身を挺して、そして制度を生むと言う事なんでしょう。それだけの重いものであり、また価値のあるもの。それだけ有益なものっていうふうにしなきゃいけないと思います。
だから安倍さんも元々この今回の消費税の流れは、最初は自民党が言いだしたことです。そして、野田さんがそれをフォローして立派に安住くんと協力してやられたんです。私は立派だと思いますよ。それを今度は無駄にしたら安倍さんの価値なくなっちゃいますね。これはやっぱりしっかり仕上げると。形は8であれ10であれ、1・1にするなり、これはまあいろんな方法あるようですけど、とにかくこれを実現させるって言うことが、これまでの皆の血がにじむような努力。内閣ひとつふたつ潰してまでやって来たっていうこと。それはさっき恒三さんが言われた日本の国の安定した社会保障と、いうことを考えたらここはどうしても、やはり国際的な基準に合うようにしていかなきゃいけないと。それは私はやっぱり大事な生みの苦しみだと思う。
で安倍さんはそれをやると思うし、恒三さんが言われたように彼ほど地方を歩いている人いないし、時間があれば世界も歩きますが地方も歩いてます。まあ外国から疲れて帰ってきて、周りが休めといってもまた福島に飛んでいく。その点は彼はやっぱり若いし、素直ですよ安倍さん。それがまた人気にもなってるんでこのまあ辛いだろうけどペースを崩さないようにして、しっかり国民に理解を求めるように説明していくことだと思います」
|