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過去の放送 出演者 時事放談「サロン」 テレビプロデューサーの日々
 
 
第四五三回('13年6月16日 放送)
 「参院選まで3週間」
 ゲスト: 塩崎恭久 氏 / 藤井裕久 氏

御厨

「塩崎さんね、例えば目玉となる中に『薬のインターネット販売』がありますよね?で、なんかちょっと考えると、薬をネットで買うことって、それが経済成長に繋がるのかどうか、しかも薬をたくさん買うことが良いのかどうかっていう気もちらっとはするんですが、この辺はいかがですか」

塩崎

「これはですね、皆さんだいたい反対の方が『成長に繋がらないんじゃないか』っておっしゃるんですが、それはともかくとして、大事なことはやはり日本というのは生産性というのがすごく低下してきてしまって、その大きな1つの原因が、実はIT化が進んでないってことなんですね。政府ももちろんそうですし。このIT化を進めていくことが、生産性を高めていくという効果。これをやっぱり忘れてはいけないのであって、今回は我々『安全性』ということをより強調して。で、全てこのインターネット販売についてはルールをつくりますと。いうことを議論の中で色んな質問が出ました、疑問を呈せられて、それで最終的な政府の文言に注文をつけて、安全性を重んじるためにルールをつけるということをはっきりさせました。だから、そういう面での心配はなくなると思うんですね」

御厨

「なるほど、藤井さんいかがですか」

藤井

「私は今の話に限定してですね、まずこの話はですね。まあ、よその党のことはあんまり言いたくないんだけれど。中で、だいぶゴタゴタやってたじゃない」

塩崎

「いや、でもそれを最後にまとまるのが自民党の特徴で、TPPでもそうですから」

藤井

「なるほど、わかってる。それはね、民主党はね、最後まで議論するのよね。どっちが良いいかなんです。僕はね、与党の方が良いと思ってますよ。思ってますがね、やはりね、その議論の中にね、自民党さんがおっしゃってる議論の中に、ある種の人が言っているのは、あれは俺たちはポチじゃねえぞっていうことを言ってますね。事実ね。それでね、安全性っていうのは私大事だと思うんですよ。市販ということとですね、ネットということにはまたワンランクあるように私は思ってます。つまり、市販は良いです。だけど、ネットになるとね、対面じゃないわね。その問題は私は意識しているということだけは申し上げます」