「私はすさまじく深刻な数字としてとらえますね。44プラス5.何兆円ですから、確かに50兆円になんなんとする額ですからね。もう予算の全体のスケールの半分、あるいは超えるかもしれませんね。それを国債で賄うという、そんなことはアメリカでもないんじゃないですか。大胆をもう通り越してることだと思います」
「やっぱり基本的に心配するのは、国債の金利がじわじわと上昇をするんではないか。安倍政権になってからでも今0.8%台になってきている、0.6幾つになのが0.8幾つにじわっと上がり始めてますから、これが1、2、3というふうに金利が上がっていくと、大変深刻な時代になります」
「だから、そこのところとの兼ね合いで借金の問題は真剣に考えていかないと、やっぱり小泉さんの時代は同じ自民党政権ですけれどもかなり締めて、プライマリーバランスを黒字に近づけようという努力を必死でされた、やり過ぎた、社会保障なんかを削り過ぎた面もありますが、そういう自民党のよさというか健全さもあったわけですから。これ短期的なことかどうか知りませんけど、財政規律ということを忘れないでいただきたい
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