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第四二二回('12年11月4日 放送)
 「突入、臨時国会」〜政治は今どうすべきか
 ゲスト: 渡部恒三 氏 / 森喜朗 氏

御厨

「恒三さん、一言でこの支持率をどうごらんになる」

渡部

「これは残念ながら、3年前、初めて政権をとったんですが、今まで政権をとった経験が全くなかったもんですから、やっぱりいろんな間違いだらけのことをしちゃって、政権交代で失望感を与えてしまいましたが、ようやく野田内閣になって、なれてきたという言葉はあれ……、政権党のそれぞれの人たちを副大臣や政務官、これから期待に応えるように頑張りますよ」

御厨

「わかりました。森さん、自民が民主とダブルスコア、どうでしょう」

「だから早く解散したいということなんでしょうけれども、これぐらい何ていうかな、浮気的なものはないじゃない」

御厨

「支持率ですね」

「そんなことよりも、今やんなきゃならんことがいっぱいあるはずだ」

御厨

「そちらのほうですね」

「自民党がいいから早くやれということじゃなくて、自民党がいいなら、なお自民党に期待されるような政策提言をきちっと、むしろ民主党は今、弱いんだから何でも受け入れますよ。だから、例の一体策があるわけでしょ、税の問題と福祉の。それだって今チャンスなんだから。安倍さんが先週末か、やっと国民会議の人選をやるとか」

御厨

「言いましたね」

「一応はね。それから例の赤字国債もやると言って、非常によかったと思いますが、やっぱりそれを見せて、自民党やるねというのを見せなきゃいけない。そうしないと、さっきの渡部さんみたいに、あの若いやつらがと、こういうふうに見られてますから。若くないんですよ、我々が年をとったんだから。だから、やっぱりあの人たちはこういうものをやるよと。今、チャンスですよ」

御厨

「わかりました」

「それを提示するときだと思いますよ」

御厨

「ありがとうございました」