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第三四〇回('11年2月27日 放送)
 「激動政界。始動!『ポスト菅』」
 ゲスト: 渡部恒三 氏 / 浜矩子 氏

御厨

「さあ、それでは窮地に陥っている菅さんに、これだけは言っておきたい。まず、恒三さんから」

渡部

「もうさっきからずっと申し上げているとおりなんですがね、やはり世の中のために尽くすというその原点を絶対忘れないで、冷静に、誠実に事を処していただきたいと思いますね。そしてその上に立って、さっきお話出たようにですね、財政健全化とか社会保障の改革というのは1党ではできないんですよね」

御厨

「そうですね」

渡部

「とにかく私の長い議員生活の中で、今ほど厳しい、混迷している政局はありません」

御厨

「やっぱりそうですか」

渡部

「その中で、総理大臣という一番大事な立場になっている。しかも彼、かわいそうなのは、彼の30数年の政治生活でほとんど野党、いわゆる責任ある立場になったのは、5年も経験していない。それが最高の責任ある立場になっちゃっているんですから、いろいろその言動の中で、なれないためにいろんなことが今まであったことは間違いありませんが、さすがはやっぱり菅だと、国民から言われるような態度をとってもらいたいな」

御厨

「わかりました。じゃあ、浜さん」

「学生さんが窮地に陥るのは、間違いなく勉強不足だからですね。ですからやっぱり予習、復習をしっかりしていただくということが今とても必要だと思います。つけ焼き刃ではいい結果は出ないので、不合格のサインを出されないようにきちんと、なぜこういう状況になっているのかについての勉強、分析のために、あえて時間をとっていただきたいと思いますね」