藤井	「私は菅さんの消費税について、批判するのはいいんですよ。これは当たり前です。だけど代表選の話と批判する話は全然違うんですよね。 私は、やっぱり菅さんの発言は、相当オーバーランだと思っています。だけど、この人をおろすためにだれかほかの人を出すというのは、少なくとも与党の代表選、あるいは総裁選のときにあるまじき行動だと思うんです。 そういう仕組みがないから言えないんですけど、信任投票したらよかったと思います。菅さんでどうだと」
御厨	「ああ、なるほど」
藤井	「反対だと、あれはやっぱりけしからんという人が不信任すればいいわけで。そうすると、世間にも見えるんですね」
塩川	「それも一つの方法ですね」
藤井	「でも、そういう仕組みじゃないので、できないんですけど」
御厨	「ただ、政治というのは生き物でもありますから、追い詰められるというのは、やっぱり、あまりいい状況ではないような気がするけれども、その点、塩川さん、どうでしょうね」
塩川	「そうなれば、子供のケンカですね」
藤井	「そうです」
塩川	「これはもう政治家の話じゃなくて、子供のケンカ。そんなこと、もう国会議員として国民は認めなくなってしまうんじゃないですか。もっとやっぱり政治というものを働かせてもらわないと」