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第三〇三回('10年5月30日 放送)
 「『普天間』と『選挙』と」
 〜あと一ヶ月で「参院選」突入へ〜
 ゲスト: 渡部恒三 氏 / 塩川正十郎 氏

御厨

「新聞社のモニター調査で、9割が『首相信頼できない』。指揮官として機能できるのか?続けられるのか?この辺どうでしょう」

塩川

「いや、辞めて欲しいですね。社民党がですね、政権離脱するという事をきっかけ辞めて欲しいです。新しい方を国会で選ぶべき。それは、やっぱり解散して選ぶべきですね。
というのは、現在の民主党政権というは、フワーとした空気潰れたのであって、民主党の実力を、あるいは自民党の実力を評価して、民主党政権にしたんじゃなと思うんです。ですから、この際、国民も冷静に、日本の政治をどういう所が担当すべきかという事を、もう一度考えてもらう必要ありますね。ただあまりにも、選挙にしがみついてやってるって事は、民主主義を冒涜するものと思うし、また日本の国にとって大変な損害ですね」

御厨

「塩川さんはこうおっしゃってますが、恒三さんはどう思いますか?」

渡部

「ちょっと違いますのは、去年の9月国民のみなさんが大変な投票して頂いたのは、戦後高度成長の中で税金をばら撒いてやってきた自民党の政治は終わりだ。民主党よ、新しい政治やってくれという、歴史における国民の賢い判断なんです。これは、たまたま鳩山君と小沢君の政治と金の問題なんかでこうしてるけど、それは局部の問題であって全体としての国民の考えは変わりないんです。
だから参議院の選挙終わって、残念ながら我々が負けるような事あった場合は、これは鳩山・小沢に代わってもらわなくちゃならないけど、やっぱり4年間民主党が、国民のみなさんに政治の責任取っていくことだけは、これから変わりありません。取っていかなくちゃんらない」