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第三〇〇回('10年5月9日 放送)
 「突入!五月政局」
 ゲスト: 渡部恒三 氏 / 塩川正十郎 氏

御厨

「恒三さんどうでしょう?ちょっと迷走してますよね?」

渡部

「大臣を一度も経験していないんですよ!大臣経験しないで総理大臣になったのは彼が始めてですよ。重い立場に立ったらね、話ちゃいけない。私なんか話好きですけどね、しかし三度の大臣の時は話しませんでした、それをねしゃべっちゃうんだな次から次と…朝言ったことと夜言ったことが違うんだな、今、彼に一番大事なのは、総理大臣ってのは非常に重い重い責任ある立場なんだと自覚してほしいですね」

御厨

「はい。そして、塩川さん。鳩山総理は結局“県内”だと言った訳なんですけどこの8ヶ月間は何だったのかと?」

塩川

「基地問題を解決しようしたらですね、もっと根本的に日本の安全保障あるいは日本の自衛力をどうするのかというのをちゃんとアメリカとすりあわせてですね、日本がこれだけの分担をするからアメリカは中流を引いてくれと、そういう話をきちんとしないとダメなんだよ!今は、いい加減な話をしてるだけだからね。けれども今、(鳩山総理が)総理大臣となったいきさつを全部ふまえて、話をしなくちゃならんのにポツンと切ってしまってですね、宇宙人の考えですな。僕はそう思う」