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第二九六回('10年4月4日 放送)
 「大丈夫か鳩山さん!」
 〜党首討論〜  双方背水の陣で・・・
 ゲスト: 野田佳彦 氏 / 増田寛也 氏

― “党首討論” 普天間問題に 鳩山“腹案”
御厨

「鳩山総理が、「腹案はあるが言えない」と言ってましたが・・・」

野田

「腹案ですから、お腹の中に入ってるんで関係閣僚以外は見えないんです。案は腹の中で固まったけども、その根回しとか交渉をする前の段階で大っぴらには出来ないという意味でお話をされていると言う風に理解をしてます」

御厨

「増田さんはどう思いますか? 」

増田

「非常に、憶測を呼ぶし沖縄の人達もぎょっとしたんじゃないでしょうか。もしあの谷垣さんとの討論を乗り切るタメに腹案と言う風におっしゃったのであれば、責任は大変重くなると思いますね」

御厨

「『腹案』があるかのような言い方は、国民にある種、期待を持たせてるわけですよね。最終的にキチンと出きるのでしょうか?」

野田

「腹案は恐らく鳩山私案ではないと思いますよ。政府案の一歩手前ではあるという意味での腹案。ただ交渉していく過程で、沖縄の県民のみなさんはもちろん、国民の理解を求めるタメには、どこかで公表しなければいけないと思います」

御厨

「これって、毎月お母さんから1500万円もらいながら、「知らなかった」と貫き通して予算委員会を突破した方式を思い出すんですが、また同じ感じで逃げ切るんじゃないかという気分がするんですが?」

増田

「『腹案だから外にだしたらワットおかしくなる』と言ってましたけど、もう5月末に対して今4月ですよね。いつ出して地元の了解を得るのか、それには相当の時間が掛かります。腹案がいつ頃になったら出せるのかが、全く見えなかったですね。ますます不安になりました」

御厨

「腹案はこれから作ればいいといってる人もいますが・・・」

野田

「それはないと思うんですが、ただ現時点で我々も良くわかりませんので、腹案が名案である事を、期待をしたいと思いますし、7月に参議院選挙ありますが、私は普天間の問題大きく影響すると思います。総理は覚悟持ってお話されていましたので、基本的には期待をしていきたいと思います」