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過去の放送 出演者 時事放談「サロン」 テレビプロデューサーの日々
 
 
 第一八四回 ('08年1月6日放送)
  「2008年。この1年どうなる」

  ゲスト: 塩川正十郎 氏 / 藤井裕久 氏

― お正月はどのように過ごしましたか?
塩川

「薬師寺の除夜の鐘を突いてきました。今年はね、星空がきれいでしたね。とても空がきれいでした。例年より人も非常に多かったですね。除夜の鐘を突くときは、2500人ほど来ておりました」

藤井

「元旦は、小沢代表の家で仲間やマスコミの人とだいぶ飲みましたけど、2日からは家で本を読んで、お雑煮を食べました」

― 小沢代表の自宅での新年会はどんな様子でしたか?
藤井

「非常に迫力のある会場でしたね。特に新しい候補者がうんと来てました。小沢代表も迫力ある演説をしていました」

― 今年のキーワード。塩川さんは、「前へ」
塩川

「私は、前に進むということで、『前へ』。この2,3年ちょっと消極的になっているところがあって、それだけに、不透明だ、不透明だと言われますけど、決してそうじゃないと思うんですがね、やりたいことは、皆あると思いますんで、それを積極的に進めてもらったらいいんじゃないかと思います」

― 今年のキーワード。藤井さんは、「生活第一の政治実現」
藤井

「私は『生活第一の政治実現』。党の事はあまり言いたくないんですが、『生活第一』ってのがスローガンですので、それを実現したいと思うんですね。ここにきて、『給料は全然上がらないけど、出費が4倍になった』とか、政府の色々な白書にも出てきております。この辺をしっかりと踏まえながら、政策の転換を図っていかなければならないと思います」

― 道路特定財源。「暫定税率」は継続?廃止?
塩川

「暫定税率がなくなっても、ガソリン代が25円安くは、絶対ならない。結局、ガソリンの値段調整に使われてしまう。むしろ、暫定税率を延長して、税金を納めてくれた人が、それだけの効果があったなという使い方をすることの方が歓迎されると思いますね」

藤井

「これは、『暫定』といいますが、『臨時・異例』だと思いますから、もっと早く止めるべきだった。財源が減るというけれども、地方にいく1兆円はちゃんと別の形で地方にいく。お金は同じで、道路にしか使っちゃいかんと言われるのと、自由に使っていいのと、どちらが地方分権か。そのお金を福祉に使うもよし、やっぱり道路に使うもよし。この方が地方分権だと思いますね」