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 第一八三回 ('07年12月30日放送)
  「今年を貫く棒のようなもの」
  〜今年を怒り、来年に願いを〜

  ゲスト: 野中広務 氏 / 半藤一利 氏

― 2007年を振り返って・・・ 『安倍辞任』の裏に
野中

「安倍総理が辞められる時に「小沢さんが会ってくれません」と。これが、テレビを通じて国民に伝えられたメッセージでした。今から思うと、もう安倍内閣の時から大連立の話があったのではないか。やはり当時の皆さんは真相を明らかにしなければいけないと思います」

― 2007年を振り返って・・・ 年金問題に
半藤

「戦後の日本は、護送船団方式とか言われましたけど、真剣にこの国のために働いた人が沢山いたと思うんですよ。それが今、全く無責任で、人事もお金も情報も独占している。こういう官僚のシステムの典型的に悪い面が出たと思いますね」

― 2007年を振り返って・・・ 食品偽装に
野中

「長い歴史を積んできた旧家からも食品偽装がでたというのは、伝統の上にあぐらをかきすぎて、安易に家の家紋だけを守っていた、そういうところに大きな警鐘が鳴らされたんじゃないかと思って・・・」

― 2007年を振り返って・・・ 薬害肝炎 総理の『決断』に
半藤

「『議員立法』という方法があるなら、もっと早くできたと思うんですがね。これが何故、支持率が落ちたから、急にやったという印象のもとになされたのか」